コートの上の懲りない面々!? | テニテニホレホレ

コートの上の懲りない面々!?

さてさて、

USオープン女子決勝での“アレ”について、
思うことなんかをグダグダと書いてみたいと思います。



その“アレ”とは、

そう、今年もやっちゃいました!!

セレナの暴言事件(でいいのかな?)パート2?3?4?、、、ウン?何回目だ?
もう数え切れないぞ。(;´▽`A``

テニスの女王に復活、返り咲きには一歩届かなかったけど、
テニス界一のドラマクイーンの座は、やはり誰にも譲らない。
やっぱりセレナにしかその座は、神(セレナだけにエホバの?)はお許しにはならないようです。

今回の事件はというと、

第1セット、サムが6-2で先取し、
セレナにとっては巻き返しをかけた第2セットの第1ゲーム。自分のサービスゲーム。

30-40でのサムのブレイク・ポイント。

なんとか流れを変えたい、このサービス・ゲームは絶対落としたくないというポイントで起こりました。

百聞は一見に如かず。
いつまであるかわかりませんが、動画あるので見てみましょう。


ポイントが完全に決まる前に、
セレナが叫んだ「カモン!!」
確かにサムがボールに触る前に、叫んでますよね。
別にこの動画が小細工してるわけでもなく、ワウワウ見てても叫ぶの早かった。

で、動画の中でも主審のエヴァさん(Eva Asderaki )が言ってますが、
(私の、このエヴァ・アスデラキ審判さんへの常々思ってる感想は、しっかりした良い審判という印象です。)
相手がプレー中にセレナが叫び、プレーの邪魔したことになるので、このポイントはサムに行くと。
http://www.daylife.com/photo/03yvcdNcVcf30?q=tennis
確かにあのセレナの球は返せるものではないと思うけども、サムがボールに触っている限り、クリアなウィナーではないから、ルールに則ると、こう言うジャッジになるようですね。
私的には十分納得できる理由です。

いわゆるグランティングの
「ヒーン」とか「ヘーン」とか「ア~ヒィー(<=誰かわかるなコレ)」とか、
自分が打つ時に発せられて、そのまま継続して響いているものと、
相手が打つ直前に「カモン!!」と発して相手をビックリさせるようなものとは、意味合いは違いますよね。やっぱり。

ただこれがリプレイになっていたら、まだセレナもなんとか溜飲を下げることも出来たんでしょう。
でもここで、リプレイではなく相手のポイントになった。

なんでも、ネット上で流れていた話によると、
いわゆるWTA管轄の大会とITF管轄のGSではルールに少々違いがあるそうで、
WTAの方はリプレイになるけれども、ITFのルールでは即相手のポイントになるんだそう。
(実際ルールブック読み比べたわけではないので、実際のところは知りませんが。)

で、数年前の年度末、WTAチャンピオンシップス(WTA管轄)で、
セレナはクズネツォワ相手に同じようなことしていたんだそうな。
そしてその時の主審がこれまたエヴァさんだったそうで、

(こちらがその時の模様。)

(確かにエヴァさんが主審してます。でもこの時はみんな苦笑いって感じですね。)


それで今回、ポイントについて言いあった後に、セレナはこう言ってるようで、、、
「Are you the one that screwed me over the last time here?」
(あんたよね、前にも私をここで陥れた奴は? )
「Yeah, you are」
(そうよあんたよ)

http://www.daylife.com/photo/05Ao5m6epz4H6?q=tennis
ちなみに、動画の中の文章には、最後に「here」って書かれてませんが、セレナは「here」って言ってます。

アレッ?
ということは、2009年の準決勝、
キムとの試合でフットフォルトをコールした日本人線審ツルブチ・シノさんに
「お前のノドにこのボールぶち込んでやるからな!!」(<=確かそんなんでしたよね?ちょっと悪意を強調し過ぎ?σ(^_^;))
と逆上した時の主審と一緒だとセレナは思ってる?

で、私も気になったので調べてみたところ、
既に調べてくれてるサイトがありました。
コチラ。

似てるけどチョット違う審判。別人でした。
2009年の主審はLouise Engzell

ドーハの時は一応苦笑い程度で終わってる感じだし、あの試合はセレナがストレートでキッチリ勝っているので、やっぱり2009年のフットフォルト事件の時の主審と勘違いしていたのが濃厚なような、、、。

で、さらに罵倒は続き、、、
(この部分はちょっと何言ってるか聞き取れない。それを書いてる記事も

で、こう吐き捨てるように言いながらコートチェンジするセレナ、、、

「You are nobody, you are unattractive(Ugly) inside.」
(あんたなんか何物でもないじゃない(私は天下のセレナ様よ!)。あんたなんかブサイクよ。中身がね。)(<=注:私の妄想意訳付き!)

「中身が」って、、、一応エヴァさんの見かけはキレイだと思ったのか!?(* ̄Oノ ̄*)


それから上の動画にはないですが、
このあとのゲームの途中にも審判台に近寄って何か言い、
2ゲーム終わって、チェンジオーバーの時にベンチに戻っても主審に言うというかひとり言のように延々と色々言ってました。

一応チェンジオーバーの時にセレナが言っていたことは、
この記事によるとこんな感じ。
「A code violation because I expressed who I am? We're in America last I checked. Am I gonna get violated for a water? Really, don't even look at me. I promise you, don't look at me because I am not the one. Don't look my way.」
(ナニ?私が自分を表現したらコード・バイオレーションになるっていうの?たしか私たちは今アメリカにいるのよ。ナニ?水を欲しがったら何か犯すことにでもなるっていうの?マジで、こっちを見ることさえしないでよ。約束してやるわ。私はそういう人間じゃないんだから私を見ないでよ。私の方を見るんじゃないわよ。)
http://www.daylife.com/photo/0gCj6yM8cifTv?q=tennis
「If you ever see me walking down the hall, walk the other way. Because you're out of control. Totally out of control. You're a hater, you're unattractive inside. Who would do such a thing. And I never complain. Wow.」
(もし私が廊下で歩いていても、違うところを歩きなさいよ。だってアンタは自分をコントロール出来ないじゃないの。全くコントロール不能よ。アンタはすぐ憎むような人間よ。性根が腐ってるのよ。そういう奴がああいうことをするのよ。って、私は文句を言ってんじゃないわよ。ワウ。)


(注:訳の部分は私の勝手な解釈込みの適当な訳なので、鵜呑みにはなさらぬよう。英語の元の分も、多少尾ひれ付いてるかも?ぐらいの感じで捉えてくださいね。)

http://www.daylife.com/photo/0guEdZNbmh5pZ?q=tennis
、、、なんだか最後の方は実際エヴァさんに言ってるのか、自分のことをある意味戒めるために(?)自分のこと言ってんじゃないの?ってくらい、そりゃあんた自身だろ!!って感じですけどね、、、。(-"-;A


私的にツボだったのは、

暴走が止まらなくて、暴言吐きまくりのセレナを観客席から見ていたビーナス。
「あ~あ、またあの子、止まらなくなっちゃった、、、。身内として恥ずかしい、、、。」
みたいに、何とも言えない表情しながら視線を落とすのが、2009年の時もおなじような表情していたなビーナス、、、とあの表情がツボでした。

結構仲良いように見えて、
実はビーナス、姉的にあの暴走妹セレナは姉妹ながら手のつけられないというひとしれない苦労を幼少時代から経験して来ている人物なのかもしれませんねぇ。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
実際姉妹喧嘩したら、、、あんな感じで恫喝しながら罵倒されまくりなんでしょうし、、、。(((( ;°Д°))))
闘病中のビーナスにはくれぐれも優しくね。セレナさん!!


それともう一つは、
試合後に(ちょうど映ってなかったのでよくわからなかったけど、セレナは主審エヴァさんと握手してなさそうですよねぇ、、、)、
セレナは何を思ったか、サムの隣にやって来て、座って何やら話しかけていた時の、サムの表情と言うか態度というか。

この二人特別仲良い間柄とは思えないんですけど。

http://www.daylife.com/photo/0d5Y1Q8aW39Tb?q=tennis

たぶんセレナ的には、この後表彰式もあるし、ここで妙にあの出来事を引きずっているように見せたら、またあとでいろいろ突っ込まれるかもしれないから、ここは和やかな雰囲気を演出してやろう、さっさとあの出来事を無かったことのようにしてやろうっていう魂胆(言葉悪い?( ̄▽+ ̄*))だったんじゃないかと思うんだけど、

それに対してサムも、一応適当に合わせて笑ったりしていたけど、
確実に二人のあいだには壁がありますって感じの距離感を醸し出しているように見えて、さすがサムって思っちゃいました~。そう簡単に心は許さないわよって感じの作り笑顔をしているように見えたのは私だけ!?(* ̄Oノ ̄*)


それからそれから、

今回のことでまたまた何らかの処罰を受けるかもしれない(罰金か出場停止)ということが検討されているとも。
(一応2009年の事件の保護観察期間?執行猶予期間?はこのUSオープンまでで終わっていたそうな。この「まで」ってのが、直前に終わっていたのか、大会期間も含まれるのか?、、、一応セレナの発言的には直前に終わっているように言ってました。)


で、セレナがどんな対応するか、私的に超楽しみだった試合後の記者会見

まあ何というか、毎度のことながら、
記者達の質問を、絶妙に(!?)はぐらかしながら論点をずらしごまかし、何かを一応話してはいるけど結局全然質問には答えていないという、、、もう見事としか言いようがない名人技!?

過去に自分がイヤな目に遭わせられたことはかなり執念深く覚えていて、爆発した時にも度々ぶり返して暴言言ってるくせに、記者会見ではいつだって「良く覚えていない」の一点張り。

そして何よりも、絶対謝るなんてことはいたしません。
これっぽっちも自分が悪いとは思ってないんですよね~。
2009年のことも全くな~んの反省もしてないことが今回また見事に露見してましたね。

あ~、もう全く私の中のセレナ像をこれっぽっちも裏切らないセレナ。
あんたスゴイよ。スゴ過ぎるよ。それでこそ魔王だよ。暗黒の大魔王だよ。

って、
でも、今回のことで、ある意味ちょっと可哀想な人だなと、改めて思ったり。

今回の事件に関する海外の記事へのコメントとか読んでいても、
毎度のことながらセレナ・バッシングの嵐は吹き荒れてるけど、
もうさすがに今回のことで愛想が尽きたとか、
今まではアスリートとして評価はしていたけどもうムリとか、
そんな意見も結構あったり。

9月11日。あの日から10年目の特別な日。
アメリカ国民が、いろんな想いを胸にしながら見ていたであろう舞台。
多くの人はアメリカにとって特別なこの日に、是非ともアメリカ人に立派に優勝を飾って欲しいと願っていたと思う。

そこでまたしても品位の欠ける言動、それもアメリカ人の代表である選手が。
いろんな意味で国民を大きく失望させてしまったんじゃないかな?
特別な日だっただけに余計。

「テニスコート上のテロリスト、、、」って言葉が単純に頭に浮かんだり
過去の出来事からの憎しみが、今回の爆発にも繋がっているのであろうセレナの負の連鎖
そこに同時テロからつながる戦争、イラク国民の苦しみ、米兵の苦しみ、その家族の苦しみ、そういう負の連鎖のことも考えてみたり。
憎しみは新たな憎しみを生む。断ち切るのが困難な負のスパイラル。

確かに彼女の中にもイイ人の部分はあるとは思う。
家族とか友達とか、利用できそうな人とか(苦笑)、そういう人には素直に良いことも出来るんだと思う。

でも基本メディアのなかで見られる対戦相手への賛辞とか、いわゆる出来た人間であるかのような言動は、殆どが対外向けの上っ面だけの演技でしかないんだろうな。
今回みたいに時々発せられる彼女の言葉の内容や、その後の対応を見る限り、
彼女にとって自分は絶対的な正義で、自分に不利益を与える者=悪というハッキリした図式、線引きがあるんだなということ。

または、黒人?マイノリティ?ということで受けてきた(黒人だからと言うだけじゃない気がするんだけど)いろんな差別が、彼女の人間としての根幹の部分を完全に歪ませてしまっているということもあるんだろうなぁ~、、、と考えたり。そう思うとちょっと可哀想に思えてきたりもするんですよね。

確かにアスリートとして、高い身体能力、経験を重ねての高いテクニック、
文句なく最高レベルのチャンピオンではあるでしょう。セレナは。

でも「偉大なチャンピオン」と言う言葉、彼女には使いたくないし、使っている人には物凄く違和感を感じるんですよね。
「偉大な」「Great」という言葉には、人間としての品格や誠実さ、そういうことも併せ持っている、持っているべきだという意味合いも含まれてるように思う。少なくとも私の中では含まれてるんです。

だからセレナのこと、凄いチャンピオンではあるけど偉大なチャンピオンではないんですよね。私にとっては。

セレナと仲良し、今大会ラファの痙攣のモノマネをしていたキャロちゃんも、やっぱりどこか足りない感じ。悪い子じゃないんだろうけど、ああいうことは場の微妙な空気が伝わらないと多くの人に悪い方向で捉えられるということを感覚としてわかってない、そういう欠けた感じがある。
なのでもうちょっとそういう部分がわかるようになるまではGS優勝お預けでいいなと思ったり、、、。

人としての品位とか、誠実さ、公正さ、
そういうことって、“生まれ持って+育つ環境”のせいで自然に持ってる人もいるけど、
“生まれ持って+育つ環境”のせいで全く欠落している人もいる。

でもそういうこと、しっかり子供たちに教えて行く社会、そういうことの大切さを妙に飾り立てたりして嘘くさいイイ話にして伝えるんじゃなくて、自然なものとして伝えていける社会、、、どんどんなくなっているという不安感を感じる今日この頃。
でも、そういう社会では“彼女”も偉大なチャンピオンになれるんでしょうねぇ、、、。


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あ~なんだか飛ばして書いてきたから、意味不明、前後のつながりがかなりおかしい文章だったかも!?
(セレナの発言内容やニュースのソースについては、私がネット上の記事やテニス記者や解説者のツイッターとかを見ての個人的で勝手な感想ですので、くれぐれもその点を踏まえてお読みくださいね。)


でももうさすがに帰らないと!!
あとで適当に画像とかは挿入するとして、とりあえずこの辺で。
アッ、今日はアメブロメンテの日だ!!、早く帰ってしないと!!

ラファが優勝したら、またココに記事更新しにくるとします。
それ以外の場合はコメントのお返しも出来ませんので(前記事参照。でも「Thank you!」ぐらいはコピペで返せるかな?一応読むことはできますので、別にお返事期待しないという方はどうぞ。喜びや悔しさのはけ口的に使うということで。