「嘘つき姫と盲目王子」に引き続いて、少し昔のゲームをプレイしている。
タイトルは、「いけにえと雪のセツナ」。
オーソドックスな、ターンバトル制のJ-RPG。
キャッチフレーズが、「あの頃、みんなRPGに夢中だった。とりもどそう。ボクたちのRPG」。
まぁ、早い話が、オッサンのためのRPG。
そのオッサンのため加減がちょうど良い。
このゲームをはじめた理由は、バルダーズ・ゲート3を序盤で根を上げて、このゲームとの相性が悪いのか、それともターン制バトルRPGがもうダメなのか、どっちなんだろう、という疑問が生じたから。
で、「いけにえと雪のセツナ」をやってみて、やっぱりバルダーズ・ゲート3と相性が悪かったんだ、と気付く。
ターン制バトルRPGとしてこのゲームを選んだ最大のポイントは、クリア時間が20時間ということを知ったこと。
まさに、時間のない、オッサンのためのゲーム。ありがたい限り。
現在、15時間ほどプレイして、おそらく終盤近くだと思う。やはり20時間ほどでクリアできそう。
ストーリーはほぼほぼ一本道。
見落としがなければだけれど、これまでにサイドミッションはなかったと思う。
レアアイテムも無し。
レベルも、道中にいる敵をやっつけていれば、いつの間にか上がっているという状況。
レベル上げをしながら、世界をあちこち旅する、というゲームではない。
こういう割り切りが非常に良い。
バトルの方は、オッサンだとボタン連打だと眠くなるでしょう、ということでアクション要素が少しだけある。
刹那システムというものらしく、スペシャルポイント(SP)を溜めて、キャラクターの行動時に頭の上が青く光るので(イメージはガンダムのニュータイプ発動)、そのときにタイミング良くボタンを押すと、クリティカルや追加効果が発生するというもの。
特にモンスター遭遇時にバックアタックに成功すると、SPが溜まった状態でバトルを開始できるので、直ぐさまこれが使える。
キャラクター同士の連携技も使えるので、連携技+SPを使って一撃でモンスターを全滅させることができ、これがなかなかの爽快感。
モンスターの後ろに回り込んで、バトルに持ち込んで、一撃必殺で全滅、というシーケンスが楽しい。
ただ、この楽しさに気付くのに、けっこう時間がかかった。
プレイするのであれば、作品ウェブサイトのシステムや攻略サイトをみて、予習しておいた方がいいかもしれない。
あと、法器-法石システム。
魔法や特殊攻撃は法石を装備すれば使えるようになる。
法器によって装備できる法石の種類や数が違ってくる。
法器を装備し直すと、法石を装備し直さなければならず、これがなかなか面倒。
なので、新しい法器を拾っても出番が訪れない。
法石集めも少し特殊で、素材集めが必要になる。
素材はモンスターを倒すともらえる。
モンスターを倒すと素材がもらえる→素材を売るとお金がもらえる→お金で武器やアイテムが買える→法石はなぜかタダでもらえる、という流れ。
素材を売ってお金がもらえて、しかも素材によって法石がもらえる理由がイマイチ飲み込めなかった。最初のうちだけだけれど。
フィールドは全て雪の世界。
いまの季節にピッタリだけれど、これをさすがに夏にやろうとは思わないかも。
ストーリーは、まだ完結していないので未評価。
クリア後に触れたいと思う。
PS Plusからダウンロードして、PS Portalでプレイ。
J-PRGとPS Portalの相性は二重丸。遅延は関係ないし。
PS Plusでのダウンロードは2/20まで。
今週中にはクリアしそうなので、十分に間に合うと思う。