「たけべマルシェ」最高!文化祭は感動のフィナーレ! 2019年11月17日発信
午前11時、そろそろ腹へったなあーって頃、私ことグルメレポーターは副編集長のピンチヒッターで取材へ。
どこへ?そりゃあ、もちろん「たけべマルシェ」!
天気は秋晴れ、気温も上昇、野外のイベントには最高のシチュエーション。
並んでいました、赤、白、黄色に青、緑、カラフルテントが文化センター中庭、法寿庵横にズラリ。
もちろん、センター内では今日が2日目となる「建部町文化祭」真っ最中。詳細は昨日上げたので、私は食べる方に一直線!
まずは、甘いものでもゲットしよう、「キシモトケーキ」でどら焼き、スイートポテトを。えっ、完売(´;ω;`)ウッ…
(岸本さん)「すいませんねえ、こんなに早くなくなるとは。今度はもっと作って来ますね」
そうか、しかたない、あっ、ジビエコロッケ、新聞で特集している地域活性化事業「アクティブ鶴田」のヤツに違いない、一つくださーい。
(鶴田地区のおばちゃん)「あれ、さっき、もう売れてしもうたんよ」うううー。
聞いてみると昨日、6時間もかけて160個作って来たけど、1時間ちょっとで完売。今度はジャガイモができる頃を待つしかないとのこと。トホホ・・・。
カレーの匂いがしているけど、マジ、昨晩、うちはカレーだったし3杯も食べちゃったからなあー。
ここは、がまん、食べてる人に聞くだけにするか。まずはテーブルで建部中学「たけべ部」の生徒たちお手製カレーを食べるご婦人。
「どんな味ですか」
(ご婦人)「トッピングでゆで卵を頼んだのよ、具が細かくしていてマイルドなので小さい子も食べれるわ」
なるほど、作り手が中学生だから、激辛ではないようだ。その隣は「カレー77」さんのカレーを前にしたお友だち。
(同年代のご婦人)「大人の味だわね」ほほー、って言うことはちょっぴり辛口か。
肉まんを見つけた、「ママゴトヤ」。何回か食べてきたが、そのたびに向上してきているのがわかる。今回はどうかなー。
うう、前よりもっと本格派、250円は高くない。
ついでに、店主でマルシェ主催者である雨宮さん(コトちゃん)にインタビュー。
「どう?今日のマルシェの感想は」
「あのね、みんないっぱい来てくれてうれしい、とくに中学生が(スタッフとして)参加してくれたのが一番うれしかった」
そう言えば、制服姿の中学生が多いのに驚いていたのだった。
さて「スイーツチュプ」でスコーンと「nico」で、いつものパンを買おう。おお、そう思ったらケムケムのいい匂い。炭火焼きの焼き鳥の前に立つ。
「勇の樹さん、1本ください!」
市の並ぶ奥に設けられた食事スペースでは、顔見知りの家族連れで溢れんばかり。そりゃそうだ、文化祭にやって来た人たち、みんな地元の人たち、 その人たちがほほ笑んで、話し込んでゆっくりと・・・。
そんな合間を、子どもらがはしゃいで、駆けって、寝ころんで。多いなあ、子どもたち、子どものお店もできている。
(公民館、入野さん)「今回は竹枝、建部、福渡の3つの小学校から子どもたちがお店を出しているんです。自分らで考えて、自分らで作って、自分らで販売する”子どもちっちゃ市”なんです」
アクセサリー、イヤリング、ネックレス、マフラー、ブローチ、フェルトの小物・・・ひとつ200円位からの可愛い手作り作品が並ぶ。大人たちも興味本位で覗いてもついつい「ひとつ買うわね」。
子どもに作る楽しさ、手渡すよろこびを知ってもらいたい。
買物で入れてくれたニュースペーパー製、手提げ袋もマルシェ、こだわりの一つ。子ども、地球、環境、そして持続可能な社会の実現・・・。
ロビーに入る。あっ下野社長(建部ヨーグルト社長)、その前には獅子舞が、「チャンチャンチキ、チャンチキチャ・・・」
鐘と太鼓で踊り出した神楽の後ろに足が4つの優雅な踊り、2人獅子の気負わぬ動き。自分たちペースでそれでも守り抜く、鶴田地区、和田神社の妙技を披露。
やがて文化祭は最終に。大ホールでは「岡山ヴェルデ吹奏楽団」のお出ましだ。「水戸黄門」「大江戸捜査網」の時代劇から「パプリカ」まで聴衆を沸かせる。
そして、いつものフィナーレ。(いつもであることに感謝!)
楽団員、建部中吹奏楽部員、町民、観客一体の「ふるさと」大合唱。
ありがとう、ありがとう、の拍手がつづく。
岡山ヴェルデ吹奏楽団との大合唱、動画 (取材・写真 三宅 美恵子・三宅 優)