■「オッー!すご-い」君は見たか、建部の川の魅力を 2018年5月15 日発信


12日の土曜、この日、旭川では建部の誇るカヌー全国大会を開催。そして、その上流ではもう一つ、この川の魅力を伝えるイベントが行われた。 これから始まる田植えに備え、年に一度の大井手用水の大掃除。水が抜かれた用水の浅瀬に取り残された魚を捕まえようという体験学習。 「めだかの学校」が10年ほど前から行っているネーチャーワークに、この日は市内中心部から32名の親子連れが参加。


久具地区にある旭川からの水の取り入れ口である一ノ口井堰、手前には昨年、仕掛けられた10ばかりの簗(やな)がおかれている。今年はどんな大物が潜んでいるだろう。 こりゃあ、子どもより大人の方が気が気でならない。講師の井口さん、古本さん、アスエコのスタッフも深さ30センチほどに減った用水の底を真剣に見つめる。 「おおお、あそこに群れが動いとる」「黒い影が、ありゃあ、でかいぞ!」
子どもらも事前説明の終わるのが待ち遠しい。「おとーさん、はやく入りたいよー」「ちゃんと、せんせいの話を聞いてからだよ」


午後1時、日差しは水面を直撃、下に顔を向けている間に額がヒリヒリ。さあ、全員、網とバケツを持って中に降りて今から開始!!
どっと、水しぶきを立て動き回る子ども、逃げまわる魚の姿。すぐに「ああ、こんなに大きいのが、ママ見てー」 網が根元から折れそうなほどのナマズをゲット。
「ええー、これ、なあに?」大人の手のひらサイズのカニ。
「おーい、こっちにみんな来て、ヤナをあげるぞー」仕掛けを次々に引き上げ、網に向け傾ける。
「ドバッドバッドバー」大漁だ!もうこうなると、小さな網ではすくいきれない。そのうち、 「おっ、ウナギだお父さん、うなぎがそっちに行った!」「あっ、ほんとだ」
超大物登場で、大人、子ども、講師、入り乱れての捕獲作戦。水路の際の穴に潜り込んだ大ウナギ、子どもたちがしっぽをつかんで逃がさない。 格闘〇○分、全長80cmの身体はやっとバケツに収まった。


本日の漁獲量、ナマズ20匹、ウナギ3匹、フナ無数、ギギ無数、ニゴイ、カジカ、アユ、オオシマドジョウなどなど20種。 他にもモクズガニ、テナガエビ、トンガリササノハガイ、カワニナ、シジミ、そしてスッポン!
感想は?「こんなにいるなんて、はじめて知りました」(お父さん)「ぼく、もう、来年もぜったいに来るからね!」(子ども)じゃあ、楽しかったんだね?「ハーイ」(全員)
まだまだ秘められている旭川の力。小雨降る翌朝の用水路、1年後に期待してワクワク、新簗を仕掛ける井口さんと記者がいた。
(取材・写真 三宅優)