■ 今も福渡町民のスピリットを繋ぐ「八幡神社」祭礼  4月17日発信

祈年祭祈年祭

 

 

 

 

 

 

 

 

 平成元年には世帯数651戸、人口2169人だった建部町福渡、現在はおよそ3分の1となった。 
 その福渡で古くから人々の信仰を集め続けてきた 福渡八幡(はちまん)神社の祭事は数百年に及び引き継がれていて、今でも町の氏子によって大事に守られている。

祈年祭 今日(16日)はそんな祭事の中、春の田おこしを始めるにあたっての五穀豊穣を願う祈年祭。
 世帯数が減り、耕作放棄地も増加、とはいえ町の畑のあちこちで野良にいそしむ人の姿。「もう、種まいた?」「ジャガイモ、芽かきした?」 互いに話すのは作物の話題、昔から人々の一番の関心事。
 そんな人々の「なんとか良い作物ができますように、そして一年、無事でいられますように」の願いを神様にお祈りするのが本意。 
 朝8時、神社には新旧の神社総代、町内世話役10数名が集まり一斉に境内を清掃。10時には礼服に身を改めての神事斎行。 昼前には恙なくすべてが執り行われた。

 過疎、高齢化、子どもの減少・・・福渡に限らず、どこにも起きている課題。しかし本当の問題はそこの地域に起きている”心の過疎”。 神社がそのスピリチュアル キーワードとなりうるだろうか。

(取材・写真 三宅優)