■ フードバンクを建部にも!とりあえずは、あるもんde食事会! 3月24日発信


まだ食べられるのに賞味期限等の理由で廃棄される食材。一方で満足に食事をとれないでいる人たち。ここに架け橋をつくれないだろうか。 「フードバンク(食料銀行)」はそういった捨てられる食を活かすことで社会をより良くしていこうとする活動の意味。
それを建部にも作れないだろうか。昨年公民館で開かれた「フードバンクを知ろう!」講座に出席した人たちが中心になって「建部の食を活かすことで地域がより元気になり、繋がりや循環ができたら」と活動を開始した。
「ESD・建部町でフードバンクを考える会」(仮称)と名付けられた会では昨年から幾度も会合を持ち、その間、小中学校の児童の家庭へのアンケートも実施した。その結果、約3割以上の方が関心を持っていることもわかった。


「とりあえずは今できることを何かしよう!」
多くのメンバーが女性、理屈より行動と今回「あるもんde食事会」を企画。
家庭やお店、地元企業から余っている食材を提供してもらい、子どものいる家族と食事を作りながら、食べものを無駄にしないを学ぶのがねらいだ。 この日、建部町公民館西原分館に集まったのは、参加者、大人、子ども含めて20数名、スタッフを入れて30名以上。
寄せられた食材は、ほうれん草、ネギ、玉ねぎ、大根、ヨモギ、ふきのとう、葉ウド、ジャガイモ、小松菜、シイタケ、かぼちゃ、大豆、菜の花、レモン、リンゴ、バナナ、卵、おから、小麦粉、 トマト缶、香辛料、生乳、建部ヨーグルト、チーズ、イノシシ肉、シャケの佃煮、海苔、ワカメ、ゴマ、 各種調味料。
さてこれで何ができるのかな?材料名を書いた紙を前に先生の森本さんが子どもたちに聞く。


「お肉はシシニクだけ。これはスパイスを入れて煮込んでクレープのようなトルティーヤで巻いて食べるってどう?」「ぼく、スパイスの効いたの大好き!」
「ヨモギ、ウド菜、ふきのとう、季節のものは天ぷらね。ほうれん草、牛乳、おから、チーズでグラタン、デザートはなにがいい? ヨーグルトにフルーツがあるよ」
「おれ、ヨーグルトにバナナとリンゴ入れてミックスして食べたい!」
「じゃあそうしましょう、他にもこれ入れたらいいってものをメニューごとに張り付けてね」


自分がやってみたいメニューに分れて、子どもたちはやる気満々。エプロン姿が似合ってる。
「トルティーヤ」チーム。小麦粉に水、サラダ油を入れコネコネ、最後はボールに投げつけて生地完成。次はシシニク煮込み。 玉ねぎ、シシニク炒めてスパイスを入れてトマト、大豆を入れる。
「うゎー、めっちゃ、いい匂い!」続いて麺棒で生地伸ばし。子どもだけで、何十枚も作って焼いたよ。
「天ぷら・グラタンチーム」油が跳ねるから揚げるのは大人、でも切るのはまかせて。
「おにぎりチーム」中にシャケ入れよう、ゴマも振ろう。熱いけどきれいに握れた!
「デザートチーム」うわー、もうこれすぐに食べれるぞー。

正午を少し回って、子どもも大人もすっかりお腹をすかせた頃、ヤッター完成!。では、みんなで、今日の食材を届けてくれた方に感謝して「いただきまーす!」
感想は?
「トルティーヤを自分で伸ばすのが楽しかった」「フルーツパフェがおいしかった」「捨てられるものでもみんなで作って食べるとおいしい」
大人たち「いろんな食材を持ち寄ってこうして皆で食べるのって本当に いいねえ、また、やりたいですね」
森本さん「皆が前に出て進んでしてくれたのが、とってもよかった」
オニビジョン松本記者「昨日、このことを知ったんですが、この話題は面白いって思って今日は休みですが来ました」(さすがプロの記者!)


(今日の感想>
余っている食品、好きではない野菜類、いろいろな調味料・・・。でも、みんなで集まって、ワイワイとアイデアを出しながら工夫して、 手をかけて作れば、
絶対にうまい!
(取材・写真 三宅優 写真・杉山ゆい)