■ どろんこになって、大声上げて、遊びまくれ!建部の里山で! 3月18日発信


体験を通して生きる力を養ってほしい、そんな思いから始まった「春の建部里山祭り」、今年で7回目を迎えるその催しが今日開かれた。
会場となる富沢地区の鳥越池には早朝から50名からのスタッフが結集、準備に取り掛かった。
そのメニューをご紹介すると、山肌を削って作られたロープクライミング、マキ割り機と斧でやるマキ割り体験、シイタケの原木への菌打ち体験、巣箱作り、木工キーホルダー作り、竹とんぼ、竹パン作り。
おいしいコーナーでは、定番シシ汁、森のピザ、サニーデイコーヒーさんとキシモトケーキさん、タコ焼き、おぜんざい、建部米おにぎり、金賞グランプリ獲得建部ヨーグルト。


10時開幕のアナウンス。今日、司会を担当するのは「たけべおこし」メンバーで当新聞記者でもある花房功基さん。 そして登場はやっぱりこれだね、「はっぽね太鼓」
"トントントコ、トントントコ、トテトテデ、ドンドンドデドン、ドンッドンッドンッドンッ・・・"
若い子連れのご夫婦が「ねえ、和太鼓っていいねえ、見て、うちの子、体を動かしてるよ」 そんな発見もこの里山の拡がりがあってこそ。
続く傘踊り、歴史は40年。しかし出演はいつもの半分。
「だんだん高齢で、あちこち体が思うようにいかなくて。じゃけど頼まれると、こうしてわずかでも参加せんとな」 その思い切りに頭が下がる。


里山の奥では、トンテンカンテン、かなづちで叩く音。巣箱作りに一生懸命の親子連れ。
「パパ、くぎ打ったら割れちゃったー」
「それは筋目にそって釘を打たないからだよ」パパを見直す子どもの視線・・・。
その横では移動式ピザ窯による「森のピザ」。いい匂いにつられて、注文は40分待ち?の大人気だ。 その隣でも、「サニーデイコーヒー」さんの甘い香り、キシモトさんのケーキ。 地域のみんなが支え合う、地域のイベントがここにあり。


そうこうしている間に、我らが出バル番となった。建部町きっての若手フラ(?)+枯れ木1本(記者)のフラダンス。
題目は「月の夜は」他、3曲。出来は、まあ観客の感想を待つとしましょう。
この後は、お待ちかね「オージンズ」、公民館職員と地域おこし協力隊頼本さんのユニットによる歌声広場。 「上を向いて歩こう」・・・「浪花節だよ人生は」「花は咲く」飛び入りも入っての大熱唱となる。
この3月で公民館を離れる安部館長に、サプライズの花束の贈呈。 こんな想定外もOKなのも微笑ましい。


正午を回るころには里山ベースはいたるところで人、人、人が駆け合い、遊びながら、この自然を満喫。
近くの老人施設からのお年寄りが最前列で満面笑顔で手を鳴らす。シシ汁の湯気、タコ焼きソースの匂い、 竹パンの煙りも、拍車をかける。
午後からは「大声大会」子どもらが思い切り、日頃のうっ憤?を吹き飛ばす。大声で「xx○○!!」
そして、〆はお待ちかね里山名物「餅なげ」だー。
「おーい、こっちだ、こっちだ」(と言われても、中々そこにうまく投げれない)
「あっ、痛てててー」(頭に直撃!)
でも終わってみると、ちびっ子の袋には餅がドッサリ。
「えーっ、そんなにとれたの?すっごーい!」


本日の参加者数、およそ500名以上。過去最高の入りとなる。
「沢山の人が来てくれたことも良かったけど、何よりも 地域のみんながが楽しんでいた、そのことがもっともうれしいことだね」 実行に当たった地域のお年寄りの言葉。
(取材・写真 三宅優 三宅美恵子)