■「新、飛翔祭はじめました」の”新”を探して建中へ    2016年9月24日発信

飛翔祭飛翔祭 これから文化祭シーズン。建部中学校は今日が「飛翔祭」。伝統あるこの催しだが年々、生徒数が減少する中、どんなシーンに出会えるだろう。 パンフレットには「新、飛翔祭」をはじめたと書かれている。さっそく会場へ。 
 午前は体育館でステージ発表が行われていた。演奏と寸劇が3つ。ギターとドラムをバックに歌う生徒の姿はまるで大学生。 記者の中学生の頃には考えられない、進んでる!劇の出し物も、昔、映画になった「ぼくらの七日間戦争」。 かなりレベルがハイクラス。昼食後は展示発表。時間が30分とかなりキツキツ。それでも3年生のスティックランプシェードは既成の教材ながら、 それぞれが個性的な表現に挑戦しており、生徒たちの集中して取り組んだ様子がうかがえた。
飛翔祭飛翔祭 午後1時からは会場を文化センターに移動、学習発表会が開かれた。最初に建部中学で行っているアルミ缶回収事業の活動報告があり、 併せて今年、旭水荘に車椅子2台を贈る贈呈式も行われた。さすが世界ユネスコスクール、良いことをしていると深く感心。 プログラムも「世界の音楽と文化」(打楽器によるラテン演奏)「芸術」(パラパラ漫画のアニメーション) 「国際・地域交流」(旭水荘に慰問した時のパフォーマンス)など高意義な内容。再び記者に置き換えると、中学時代に社会活動をすることなどなく、 ましてや国際的な貢献や取り組みは皆無では。今日の取材で、これからの日本と世界のあり方、それをより良くしていく、そのための教育が図られている のだと知った。「新」の意味もきっと、そこにあったのだと思う。