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■さあ、ど~んと「ねっころがって見るたけべの花火」             2016年8月13日発信

花火花火 第42回「建部町納涼花火大会」は午後6時に開幕。と言っても花火の打ち上げまでは2時間もある。それでも第1会場となった 親水公園には浴衣姿の家族連れが次々にやって来て、ショーを見たり、屋台のうまいものに並んで、 本番の始まりを楽しみながら気長に待っていた。このワクワクと待つ時間が花火には欠かせない。
 この後、記者は今回の取材場所になる福渡第2会場に自転車で移動。 草刈花火毎年、こちらの会場は人の出が少なくなっていると聞いたが、さてどんなものだろうと見ると観客は200人ほど。屋台も3店舗。 少し寂しい。ところが、まもなく開始という時間が近づくにつれ、ぞろぞろと3世代家族の姿。そのうち600人ほどに。 この会場は賑やかさは無いが、落ちついてのんびりできるので、お年寄り連れには向いているようだ。
 最初の1発がドーンと鳴ると、さあ始まったと一斉に皆が顔を下流に向けた。親水公園とは逆になる。 こちらで見る花火も中々、迫力があって第1会場と遜色がない。上がるたびに「うわっ、大きい!」の歓声。 火花がチリチリと落ちるさまが川面に写るのも、また魅力的だ。近所のお年寄り同士が1つのシートに座って眺めている光景も微笑ましい。 やがて正味1時間、1500発の花火打ち上げは無事終了。 山間を鳴り響いた「ドーン」の音がまだ鼓膜に張りついている中、 観客は年に1度の催しにサヨウナラをした。