たけべ新聞『たけべ見遊(ケンユウ)』➡http://www.takebenews.com/submenu/kenyu/201605.html

 

 

カヌージャパンカップ &カヌー川下り大会 を応援に行こう!   2016年5月1日発信

 


 中国地方唯一の常設コースを持ち、旧建部町の頃からずっと続けられてきた海洋スポーツ「カヌー」
これまでにも地元選手の全国大会優勝や世界大会への出場、昨年は地元、山根選手のジャパンカップ優勝など活躍がめざましい。
 その大会が今年も福渡三本松の旭川で開かれる。全国のカヌーの実力者が競うジャパンカップ。「スラローム」と「ワイルドウォーター」その2つの種目の 見どころをご紹介します。



 

スラロームは1分間弱の力と技の集中戦

 激流の川中の長さ250mほどに設けられたいくつものゲートを決められた順序と方向通りにくぐり抜け、そのスピードを競う。 ポールに接触するたび失点2秒が加わり、ゲート通過を外すと50秒の失点が加算される。選手の緊張感が伝わり応援する側も熱がこもる。 この旭川のコースは世界のコースと比較すると緩やかとされているが、それでも大きな岩場と落差のある水流は圧巻。その激流をパドルで動きを制御 しつつ回転し、赤いポールの隙間を逆のぼる。この時、「アップ!アップ!アップ!」と声援がわく。そう、あらゆるスポーツに共通な「選手の第2の力」は 応援コールだ。

 

ワイルドウォーターは体力を出し切る5分間

 1500mの距離を上流から下流へ、岩を避け、流れを読み、もっとも速い到達をめざす。ワイルドウォーターは経験と力と技の総結集。 速い流れの中では、安定を保ちながら岩場に乗り上げないよう艇を走らせ、逆に流れのゆるい水域では思い切りの力で漕がねばならない、広い川幅の どのコースを進むか、経験と技量がそして忍耐力が求められる。 ゴールを間近に最後の力を出し切る瞬間には「ゴー!ゴー!ゴー!」と熱い声援が鳴り響く。 この一瞬、選手とサポーターが一つになる。 

  さあ、この5月は家族そろって「カヌー大会」を応援に行こう!

 (カヌー大会日程)
    5月13日(金)13時~17時   公式練習
      14日(土)9時~18時50分 開会式 たけべカップ大会
      15日(日)9時~17時30分 ジャパンカップ大会  全国ジュニアカヌースラローム大会

 

◎「カヌー川下り大会・クリーンキャンペーン」

 もう1つご案内するのはこの月、実施される「カヌー川下り大会・クリーンキャンペーン」 旭川の南北、建部町B&G海洋センターから後楽園下流までの長いコースをいくつかのブロックに分けてカヌーで川下りをする。 これは建部をPR し、カヌー愛好者相互の親睦を図る目的で毎年実施されてきた。 参加できるのはカヌー経験者のみだが、川沿いや橋の上からその雄姿を眺めるだけでも楽しい。 





 

(カヌー川下り大会日程)
  5月28日(土)8時30分~ 開会式 出発 建部町B&G海洋センター
          17時(予定)~ 到着 閉会式 後楽園下流旭川河川敷


  

*取材協力いただいた方々
         建部町B&G海洋センター(写真提供も)
           他、古本博史さん 延江泰男さん 延江佳子さん 

  (問い合わせ先)
    建部町B&G海洋センター
    〒709-3112 岡山市北区建部町川口48番地
          ℡ 086-722-1661