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■タコ食べてしっかり地域に張り付き生きる。「しろみて祭り」復活!         2016年7月3日発信

しろみてしろみて且つて「しろみて(代満)」は農村でもっとも待ち望まれたお祭りだった。重労働の田植えが終り、ホッとしてつかの間の体やすめ。 組の者全員で寄りあって苦労をねぎらう。この時、食べるのはなぜかタコ。一説には稲の苗がしっかり地に張り付くようにとの縁起担ぎ。 富沢地区で活動する「里山たけべ」のチームがその祭りをもう一度、苗の成長だけでなく地域の成長を願おうと復活。 今日は建部に移り住んでいる家族らが招かれ、しっかりと地域に根を張り、この地を盛り上げて欲しいと声援を送った。 しろみてしろみて60歳以上の男性だけで構成される里山チームの集まりに、都会から来た若いママさんたちの反応を聞いた。
「久々に来てみて、展望台ができてたのでびっくりしました。すごーいパワーだなって。地域を大事にする人たちは、一緒にいて楽しい」
「はじめてマムシ酒、飲みました。おやじ世代、男だらけの世界に入っているのが不思議とホッとしたり、面白いなって・・・」
「ここだと、子どもを放っておけるので、町なかよりずっと親の方がのんびりして自由でいられるのがいい」
 この日は「オニビジョン」さんも取材に来て、炎天下、じっくりとカメラを回していた。世話役の本田さんにインタビューをしていたので、 それを少し拝聴。「仲間が集まりたいときに、自由に集まり、飲み交わす。それだけのことですが、こんなことを知ってもらって、 建部っておもしろいな、良いとこだな、住んでみようかなって、思ってくれると嬉しいですね」 しろみて しろみて しろみて
 祭りは午後2時には閉会。全員で片づけをして「また、今度ね!」と解散。すっかり出来上がったおやじさんたちは迎えに来た家の車で上機嫌に帰路に。 今日会ったばかり、世代もまったく違う人同志なのに別れる頃には仲良くなって、そんな「異世代交流」がここ里山でタコのようにしっかりと根付き始めている。 
(写真:花房記者+三宅記者 タコ調理:戸田記者) 



【おまけ~去年2015年の記事シェア~】
『はっぽね』とは!?
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO011531/20150719-OYTAT50006.html