「波のうえの魔術師」読んだ★
老人投資家がフリーターの主人公をパートナーに選び
融資型変額保険にまつわる復讐のため、マーケットであの手この手を使って
マーケットで銀行株を取引していく物語。。
自分も株の売買とか少しするから、
身近だし読みやすくてするっと読めました!
株を扱うには、自分の欲望を押さえて失敗を認めることができる
という自己をコントロールできる冷静客観的な人が向いているんだなと。
おれもニュースになってた航空会社の株を持ってたけど、
株価下落し始めてからもわずかな希望を捨てられず、
損切りする決心もできずに結局株価が無価値に近付くまで
手放すことができなかった反省がよみがえる。。
バブルの時代はよく知らないけど融資つき変額保険て
すごいこわいなと。
今の低金利で低運用利回りの背景では考えられないような仕組み。
でもバブル当時を経験している人たちは、
貸付金利がどれだけ高くても運用利回りが必ずそれを上回るって
思えるくらいの時代背景だったんだろうなと。。
株価は上がって好景気になってほしいけど、
行きすぎはいろんな落とし穴があるから好ましくないな
って思っちゃいました↓