お父さん

「しんどいよね、しんどいよね

最後の1回は端数みたいなものだから、

やらなくても大丈夫

再発しないから

それよりゆっくり休んでください

今までよく頑張りました」


ということで

今日が最後の投薬となり

点滴治療室の番号は

25番 

30分待ち



そして今更ながらなんですが


点滴治療室ではなく

通院治療室でしたーてへぺろ


大好きな看護師のKさんに会ったので

今日が最終回になる事を伝えました


本当によく頑張りました

って褒めてもらいましたおねがい



受付を済ませ

コンビニに飲み物を買いに行き

処方箋を薬局にFAXして戻ると

程なくコール


2023年1月27日

窓側の長椅子席から始まった

抗がん剤治療

最後はベッドでした






投薬の日は睡眠不足が多くて

いつも投薬中は寝るぞ!

と思うのに眠れなくてショボーン


でも今回は横になったら

目が開かなくてぐぅぐぅぐぅぐぅ

ウトウトしながらの投薬


前々回、途中で頭が猛烈にかゆくなり

息苦しくなったりしたので

(一種のアレルギー症状らしいです) 


看護師さんが

「今日も様子見ながらやりましょう」と仰ってくださいました


お陰様で最終回は

痒くなることも

息が苦しくなることもなく

無事終了



乳がんが見つかり

2023年1月から21回に渡り

通院治療室で抗がん剤治療を

受けてきました



ポートを埋め込むこともなく

最後まで頑張ってくれた

自分の血管に感謝したい

ありがとうおねがい





点滴治療室の看護師さんは

皆さん優しくて

とてもいい方達ばかりで

点滴をしながら

看護師さんと話すのが楽しみだった

というか癒されてきました


通い慣れたこの部屋も

今日が最後かと思うと

ちょっぴり寂しさを感じる悲しい


でもこの部屋には戻ってきたくないな

私は絶対にこの部屋には戻ってこない!


朝から病院に来て滞在約5時間

1年半にわたる乳がん治療のことを

いろいろ思い出しました



ドセタキセルで薬疹が出て

アレルギー症状が酷くて投薬中止

そして手術後の細菌感染


稀なケースを引き寄せたなぁ笑い泣き


いろんなことがあったと思いつつ

なんとなく寂しさも感じる


乳がん治療はまずは

一区切り


今後は3ヶ月に一度

ホルモン治療の薬をもらいにくるだけ

骨密度の検査も1年後とのこと


通い慣れた病院に来る機会が

減ると思うと寂しさのようなものを感じる


よく主人のお父さんが

バスが通りを曲がって

大学病院の建物が見えてくると

「あ〜⤵」

と気が重くなったと言っていたけど

私はそんな気持ちにはならなかったな


私にとって投薬の日は

子供から離れて静かに過ごせる時間だったから…




なんとなく逃げ場にしていたところがあったので

これからはその逃げ場がなくなってしまう悲しさの方が強かったかもしれない(笑)



投薬を終えて会計を待っている間

薬局に行き

一通りのルーチンを終わらせる


まずは乳がん治療一区切り

お疲れ様!


関わってくださった方々に感謝


さ、次はレスパイト入院だ!