息子が5年間続けてきた野球をやめました。


幼稚園の年長さんの6月に
戦隊モノチームの仲間と3人で体験会に参加して
そのまま勢いで?
練習生として入部しました。

3人で喧嘩しながら
ちょこまか走り回り野球をしていた
姿が懐かしい。

それが、卒部ではなく退部という形で背番号を返上することになりました。


野球を始めたのは
本人の意志というより
一緒に野球をやりたかった主人の意向が強かったかもしれません。


一緒に入部したふたりは
野球が大好きで、体も大きくてグングン頭角を現して
今では上の学年の試合でスタメンで活躍するほど。

息子は体が小さくて、
決して運動は得意ではなくて…。
心疾患を抱えていたので尚更のこと。

2年生の時、ドクターストップで部を離れ
手術の後、再び野球に復帰できた事とは本当に嬉しかった。



そして5年になり2度目の休部。  

いろんな事がしんどくなって、
心と体のバランスを保つことが難しくなり、
学校に行けなかったり、
野球も行くと言って行けない日が続き悩んだ末の決断です。


親としては、あと1年、
皆と一緒に卒部したかった!
思いが強い。

お父さんコーチとして活動に参加してきた主人も同じ思いです。


仲間に恵まれ、素晴らしい監督に出会い、お父さんコーチも、母達も本当にいい人達ばかりなので、
離れてしまうのがとても寂しくて。


でもそう思うのは親だけで
息子の気持ちは…。

皆が皆、野球バカではなく、受験と野球の両方を目指す子、楽しく野球をやりたい子、お友達がやっているから入部した子。
野球に対するモチベーションはいろいろ。
それが少年野球なのかな。


残念ながら息子にとって一番は
電車で野球ではない。


そんな息子が5年も野球をやってきたことは褒めてあげないとね。

私自身この1年は、病気治療がありチームの活動はお休みしていたので、治療の終わる夏前には介護員やアナウンスも復帰したいと思っていました。

中途半端な終わり方になってしまいました。


私の気持ちを察してか、
主人が何度も
「息子を恨んではいけない」
と言いました。 
それは自分自身に言い聞かせていたのかもしれないです。


母はユニフォーム姿の息子が大好きでした。

5年間ありがとう
私も前を向きます