これは昨日テレビで観た話です。
昨日観たのですが、再放送だったので実際は1年前の話です。
ただ、1年前の話でもすごく引き込まれたので書き残したいなと。
爆買いという言葉はすっかり浸透しましたよね。
主に中国の富裕層が日本に来て、
日本製の家電などを大量購入する様子を表した言葉です。
そんな中で、とある商品が爆買いされているという話がありました。
その商品とは・・・・・・・・・・・
「チョーク」です!
誰しも学生時代に学校で使ったと思われるチョーク。
そんなチョークがなぜか爆買いされていたんです。
しかも、爆買いされていたのはとあるメーカーのチョークのみ。
いったいどうしてなのでしょう?
実は、そのメーカーは高齢の社長の体調不良と、
後継者の不在によって廃業を決めてしまったのです。
そして廃業を発表した途端、大量の注文が舞い込んできました。
どうして、そんなことが起きたのでしょう?
それは、そのメーカーのチョークがものすごい良質なものだったからです。
硬くて折れにくく、それなのに書き味はなめらか。
そのため、チョークを使う人たちから圧倒的な支持を集めていました。
まず爆買いをしたのは某大手予備校。
講師の間で大人気だったチョークが無くなるということで、
大量に注文しました。
そして、その人気は国内だけに留まりません。
日本よりも受験戦争が激しいと言われている韓国の予備校にも
そのチョークの愛用者はたくさんいました。
韓国の予備校講師は1年契約の場合がほとんどなため、
使うチョークも最高のものを使いたいという人が多いようです。
そして、ある韓国の予備校講師は、
廃業後に機材をすべて買い取り、自分がチョークを生産することにしたようです。
さらに、チョークの愛用者は異なる分野にも大勢います。
アメリカのスタンフォード大学でも、そのチョークを爆買い。
その量はなんと・・・・・・・・・・・・・・・・1トン!!
チョークの単位とは思えない量です。
そのチョークの愛用者はスタンフォード大学の数学教授。
数学のノーベル賞とされる「フィールズ賞」を受賞した天才数学者です。
実は、数学の難問を証明する際は、黒板を使用するのが一般的なんです。
黒板いっぱいに数式を書いていき思考を巡らせるんだとか。
福山雅治さんが演じた「ガリレオ」をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
その際に、質の悪いチョークではすぐに折れたり短くなったりします。
すると一旦思考が止まってしまい、集中力も切れてしまうんだそうです。
それではなかなか難問は解けません。
そのため、数学界にはそのチョークの愛用者が大勢いて、
チョークが失われることは数学界にとって大きな損失なんだとか。
世界を支えるほどの日本の技術がまた一つ失われてしまいました。