2015年イタリア旅行ローマ  カラカラ浴場野外オペラ鑑賞

7月9日(木)
夕食を楽しんだリストランテ  テーマさんから、会場のカラカラ浴場はタクシーで10分くらいでした。



テルメ  デ  カラカッラ
古代ローマ時代の公衆浴場跡です。


プッチーニの作品
7月9日(木)は、マダムバタフライです。



212年~216年 前ローマ皇帝の計画を引き継いで22代皇帝カラカッラが建設


往時の建物全容  説明看板
浴場というより、娯楽施設、テーマパークのようだったそうです。
図書館の付属施設だったとか。


午後8時20分くらいの画像です。
まだまだ明るいローマの夕べ


ライトアップされた姿が幻想的です。



ローマの松、笠松が遺構のアクセントになって
印象的でした。



特設された客席につくころ、
ようやく日が落ちてきました。
開演20分くらい前の客席のようす



オーケストラピットからは、オーケストラの団員が入って準備の音が聴こえています。


客席から舞台を見たようす。
オペラが始まると両側の遺構に、シーンに合わせた映像が写し出されます。



辺りが暗くなるのと、同時の開演で、予定を少し遅れ、21時10分くらいの開演でした。

オペラが始まってからの画像はなくごめんなさい。
幻想的で素晴らしい舞台でした。

野外ですから、オペラ座で鑑賞するより格安でもあり、音はあまり期待していませんでしたが、思いの外、夜の闇に凝縮して聞こえました。

オーケストラの音楽も
歌手の声も合唱もよく届いてきました。
何より、カラカッラの遺構を借景に、
真夏の夜の夢といった光景に
たっぷりと浸ることができました。

蝶々夫人の第二部の衣装は、着物を脱いだら
アメリカを象徴するTシャツとホットバンツで、
私には少し違和感がありました。

キャスト
蝶々夫人           Asmik   Grigorian
鈴木                  Anna   Malavast              
ピンカートン   Angelo  Villari
シャープレス   Alessio  Arduini
五郎                  Severio  Fiore
                                                          他

幕間は、シャンパンやビール、フルーツ、カフェなどを仮設小屋で販売。
トイレも仮設。

第二部は、蝶々夫人の家が舞台ですが、
幕間の間に組み立てる様子がよく見えました。

終演は午前0時10分。
カーテンコールで、ほぼでずっぱり、素晴らしい声で演奏した蝶々夫人アズミック グリゴリアン
に喝采を贈るべきなのですが…。
すみません、長いと1時間は待つという
タクシー乗り場へ急行。
タクシー整理券をもらい、列に並びました。

深夜のタクシーは、飛ばす飛ばす。
午前1時過ぎには、無事にホテル到着しました。
素晴らしいローマの夜の思い出ができました。