休日の5月17日、友人と連れ立って4人で参加してきました。
湯川酒と尚子さんの魅力いっぱいの素敵な会でしたよ♪
会場は小田急線経堂駅から徒歩5分の季織亭
(きおりてい)さん。
1Fが手打ラーメン屋で2Fが居酒屋さんという面白いお店です。
あっ、いたいた・・・・・酒瓶の向こうに(笑)
なーおこさんっ。
開始前のこの真剣な表情は酒造りの時の尚子さんを彷彿とさせます。(見たことないがw)
あ、この右のダンディーな方が季織亭のご主人です。
はい、ではあらためまして。
株式会社湯川酒造店 長野県木曽郡木祖村
十六代目当主(予定)蔵人尚子の奮闘記
尚子さんと知り合ってからまだ2年ほどですが、
四季酒の会でもずっとお世話になっており、また年々酒質が急成長している湯川酒造店さん。
今年のお酒のラインナップにも興味津々なのであります。
実は昨年も同じ会に参加させていただきました。
尚子酒ももちろんですが、季織亭さんの料理も本当に素晴らしかった!
その意味でも今日は楽しみにやってきたのでした。
今日のお料理メニューです・・・では、こちらから紹介していきましょうか♪
写真はだいぶ撮り忘れがあります・・・ご容赦下さい。
新じゃがのポテサラ
マヨネーズと塩分を控えめにして新じゃがの味を引き出しています♪
ぬか漬(古漬)
キュウリと野沢菜だったかな?古漬好きにはたまらない美味しさでした。
グリーンアスパラの白和え 香辛油がけ
この香辛油は季織亭さんの名物でホントに美味しいのです。
絶妙な茹で加減のアスパラと胡麻風味がバランスしてたまりません♪
菜彩鶏ればのたたき
これは臭みもまったくなくて絶品の美味しさでした。
お聞きしたらかなり新鮮な材料がなければ無理とのお話でした。(納得)
とろさばの干物
写真ぼけぼけですみません(汗)
脂乗りまくりなのにくどくない、身の厚みもあってウマウマのさばでした。
京都手あげ油揚げ ふき味噌焼き
ふき味噌のほろ苦い美味しさをしっかり受け止めた油揚げに敬意を表します。
〆鯵とほたるいかの盛合せ
ぷりっぷりに太ったほたるいかとよい加減の〆鯵は酒が進みました♪
春きゃべつのポン酢和え
・・・・・ん?食べた覚えがイマイチないのですが(汗)
自家製ふわとろがんもどき
アッツアツのふわふわで美味しかった~~~♪
がんもどきってセオリー無視した方が美味しい気がします。
小麦蕎麦
色といい歯応えといい、ちょっとラーメンテイストの蕎麦なのかなーと食べておりましたら
「蕎麦」と名前は付いていますが「蕎麦粉」は一切使わない全粒粉の麺なんだそうです。
歯応え食べ応え抜群の麺に酸味の利いたスープが夏らしくて美味しいです。
ここからは番外編。
清水牧場の山のチーズとバッカス
今回お誘いいただいたbleu et rougeさん からの差し入れ品。
湯川酒造店の近所にある奈川の清水牧場さんから送ってもらったもの。
いや、美味いですマジで。チーズとワインもいいけど日本酒との相性も最高なんだよなー♪
豚肉のお料理(名前は忘れました、ごめんなさい)
なんだっけなぁ、沖縄の豚肉だったかなぁ。
嫌味のない脂がすっごい美味しかったのは覚えてます。
ちりめん山椒
こういう料理があるといつまでもお酒が止まらなくて困ります(笑)
なんだか有名なお店のマシュマロ
すみません、甘いもの苦手なのでちょっと舐めただけ。
レモン風味の比較的あっさりした感じではあり好感は持てました。
さて、これに合わせた尚子酒は・・・・・
右から順番に・・・・・
1.十五代九郎右衛門 純米吟醸 20BY
2.十五代九郎右衛門 特別純米 9号酵母 20BY
3.十五代九郎右衛門 特別純米 長野D酵母 20BY
4.木曽路 三割麹純米酒 20BY
5.燦水木(さんみずき) 20BY(木祖村産の飯米 ヨネシロの酒)
6.木曽路特別純米 18BY
7.十五代九郎右衛門 山廃純米酒 17BY
なんて贅沢なラインナップ♪
ちなみにこれで会費4,500円はホントにお得だと思います。
個人的な感想としては・・・・・
1.ああ美味しい♪と素直にいえる素性のよい純米吟醸。燗も意外なほど旨い。
2.独特の麹香が僕は好き。燗にするとその麹香がまたたまらなくいいのです。
3.香りが立ち香でなく含み香に溶け込んだ酒。平坦ではあるが先が楽しみ。
4.以前に比べて洗練され軽さが出てきた。よさは残っているがもっと田舎臭くても好き。
5.昨年に比べて酒質が格段に向上している。いろいろな温度でじっくり楽しみたい良酒。
6.バランスがよくすいすい呑める危険なお酒。ホッとする酒質だねぇ。
7.ここ最近の僕のお気に入り♪イタリアンにも合う万能選手、大切に売って欲しいお酒。
これだけ美味しいラインナップですから笑顔が絶えません。
それぞれがそれぞれのペースでお酒と料理を楽しんでいます。
前述のbleu et rougeさんが面白いお酒を持ち込んで下さいました。
なんと昨年開栓してそのまま西日のあたる納戸に一年放置した十五代九郎右衛門の生酒(笑)
普通ならもう呑めたもんじゃない酒になってしまうことも充分考えられるのですが・・・・・
結果、とても美味しかったです。
常温、ぬる燗、熱燗でそれぞれ非常に興味深い味わいに変化しました。
もちろん独特の熟成味はありますがいわゆる「老ね」はなく生熟の極みともいえる味わい。
元々の酒質が強くなければこうはなりませんから、やはり湯川の酒は強い体力を持っているのでしょう。
そんなこんなで5時開始の会でしたがあっという間に8時を回っていました。
こんなに楽しい会を企画して下さった季織亭さん、いい酒造ってる湯川の尚子さん、
そして誘って下さったbleu et rougeさん、本当にありがとうございました。
この後は新宿での二次会へと流れていったのですが、その話はまた機会を改めて。