明日は四季酒の会(よきさかのかい)プロデュースの
「会津ほまれで目から鱗の酒の会」です。
実は当初危ぶまれた参加者数も結果的に満員御礼♪
明日も浴衣で登場、楽しんでいただきますよぉ♪
さて、世間は夏休みなのかな。
かくいう僕も一応今日から夏休みですが、お仕事してました。(涙)
と言っても日中は明日の準備で大塚で汗を流してました。
ふぅー、暑かったなぁ。
この時間になってやっと安息を取り戻しております。
きっとみなさんも一緒でしょう。お疲れさまでございます。
大雪渓 初呑切り 特別純米原酒(仕込7号桶)
醸造元・大雪渓酒造株式会社 長野県北安曇郡
購入先:エスポアひのや(学芸大学)
価格:¥1,785
美山錦の59%精米に9号酵母だそうです。
日本酒度:+2 酸度:1.6 アルコール度:18度
初呑み切りのお酒だから、ぶっちゃけ美味しくなくてもいいんです。
現時点の完成度ではなく熟成過程を確認するのが主目的だから。
だからこれを呑んで「まだまだバラバラ、熟成が足りないのでは」
なんて書いちゃった日には「オマエアホかw」と糾弾を浴びるのだ(笑)
とはいえ、これを「発売=金取って売ること」しちゃった訳だから
ある程度ナニを言われても文句は言えないとは思います。(笑)
要するに・・・・・なんだろう。売る側がもうちょっと頑張らないと。
要するにさ、このお酒ってエスポアさんが大雪渓さんに頼んで
ある意味ちょっと「無理して出してもらった」はずなんですよ。
(すみません、推測度90%で話してますw)
消費者に「初呑み切り」の意味と実際の味を知ってもらうことには
とてもとても意味があって、7/30の「四季酒の会・夏の陣」でも
それを取り上げて北安醸造の山崎さんにお骨折りいただきました。
蔵にとっては「未完成」な酒を出すことになり凄く心配なんです。
それをさ、きちんとした説明ナシで売るのってどうなの?
いや、もしかしたら少しは書いてあったのかも知れないけど、
それでもたしか「初呑み切りは貴重です」程度だったと思う。
それじゃただでさえ知識のない消費者には伝わらないよね。
僕に言わせれば、これだけ貴重で誤解を招くお酒を仕入れたならば
この意味をちゃんと理解してもらって呑んでもらうのが義務と思う。
その姿勢ナシにただ面白いとか変わってるだけで売っちゃいかんぜよ。
米の芳醇な香りが立ち上がります。濃そうな雰囲気。
苦い酸としっかりした甘味と若い苦味とアルコールの渋味が
まさに舌の上で方向性ハチャメチャに各自主張中(笑)
ただ、先の熟成に関してはそこそこ期待できそうな感じ。
酸があまり熟成方向でないのがちょっと気になるが・・・・・
造る側の気持ちをもっとちゃんと理解して売らなきゃ。
根本の姿勢が好きだけに、ひのやさんには頑張って欲しい。