さて、前回の続きです。


亀岡駅前に降り立ったのが8時半過ぎ。

周囲を山に囲まれた山紫水明な里、というのが第一印象。


まず向かうは有限会社丹山酒造 さん、駅から歩いて15分くらい。


丹山酒造さんに向かう途中、大本教の本部があります。


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ご縁があり、こちらの方とは知り合いですが初めて訪れます。

「おおもと」ではなく「おほもと」なんですね。


その大本教を過ぎると、交差点近くにこんな表示が。


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え、エッチ商店街・・・・・?(笑)

周りを見渡しましたが別にエッチなお店は見当たらず(爆)


はい、気を取り直して丹山酒造さんに向かいます。


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おー、見えてきました。左に見える白壁がきっとそうでしょう。

いかにも旧街道沿いという感じで、風情たっぷりの町並みです。


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玄関前に到着、なかなかいい雰囲気を醸し出してます。


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雨が降ったり止んだりで、情景に慕情を感じさせます。


玄関入るとそこにはお酒がずらーっと並ぶスペース。

しばらく待って、来意を告げ、案内をしていただくことになりました。

余談ですが案内してくださった女性の方、メッチャ京美人(笑)

残念ですが写真はありませんので悪しからず。


現在の石高はおよそ1000石弱。ほとんどが京都市内にて消費とのこと。

フネは使わず大吟醸クラスは袋搾り、その他はヤブタを使用。

麹室の外観はレンガ造り(さすがに中は見れず)、

機械化としては放冷機とエアシューターを使っています。

蔵人は全部で7人とのことでした。


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ちょうどタイミングよく蒸米があがったところでした。

蔵の中に蒸米の香りが漂います。


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途中の庭に落ちてた(笑)古い和釜。オブジェと化してます。


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ふと見上げれば造り酒屋ならではの煙突。これは現役でしょう。


全体をざーっと見せていただいた後、奥の利き酒専用施設に入ります。

20人くらい入れそうな比較的新しい建物ですが梁の木はかなりの年代物。

聞けば古い建物の梁をそのまま移設したとのこと。


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部屋の隅に佇む、古い瓶詰め機。一升瓶専門だそうです。


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こんな感じにお酒をセットされてビデオを観ます。

お好きなだけお飲み下さい、って言われました。

「ビデオが終わったら戻って下さい」と言われそのまま放置(笑)

うーん、まぁ、なんと言いますか。


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部屋の中には昔使ってた道具なんかが展示されてます。


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しかたねー、飲むっきゃねーだろ(笑)


ビデオはなかなか良心的な造りで楽しめました。

試飲した純米大吟醸、純米原酒、本醸造原酒は平均レベル。

本醸造が「しぼったそのまんま」という名前なのに生貯蔵酒。

正直味も今ひとつだし、ちょっと感心しませんなぁ。


玄関に戻り、もう少しお話を伺い、お土産を買う。

試飲した中から変わりダネで飯櫃(ぼんき)と、あと普通の本醸造を。

飯櫃は五百万石を65%精白した純米酒なんだけどまるで梅酒!

日本酒度マイナス60&酸度5.8!非常に面白い。

このヒミツは酵母?と思って突っ込むがどうも違うらしい。


イマイチ空振りな印象を否めないまま蔵元を辞す。


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きっと京美人を意識しすぎてしまったのが敗因だな(笑)


てな訳で、次は大石酒造さんに向かいます。

まだまだまだまだ続きます(笑)