以前緩めたリアサスのプリロード。
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(右下の拡大で大きくなるよ)
プリロードを締めればサスが固くなり、緩めると柔らかくなると誤解していた私って(/ω\)ハズカシーィ。
 
私の体重は55キロで↑の画像左のi-Facセッティングですと跨っても殆ど沈みません。
ですので、細かい数字は気にしないでネジ山3つ残しまで緩めました。
 
ただ、画像左のセッティングでも体重70キロぐらいの人が跨ると丁度良いかもしれません。
そう、プリロードとは初期のサスの沈み込みを決める為ものだったのです!
 
と最近知った私が語るのも恥ずかしいのですが、つたない文章力でインプレみたいなものを。
 
リアのプリロードを緩めたのと同時にリアサスの減衰力は伸び・縮み共に最弱に設定。
 
フロントもプリロードを最弱にしました。
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2枚とも画像使い回しでスミマセン(;´Д`)
 
おっと、今書いていて思い出したのですが、私のセカンドバイクなアドレスV100ちゃん。
リアサス変えていますが、その時の製品説明に『タンデム走行時でも底づきしない様にスプリング/減衰力共に強化した、原付二種用リヤガスショック』と。
 
取り付けて走りましたが跨っても全然沈みません。
ほぼ原付並みの車格しかないのにタンデムなんてするかよ!
密着したい相手がいたらムフフなのでしょうが・・・。
 
話がそれましたが、50cc以上のバイクはタンデム、つまり2人乗っても底づきしないセッティングになっています。
その手法は大きな荷重が掛かってもボヨンボヨンしないようにあらかじめバネを縮めておくというものです。
 
サスのストロークを犠牲にして大きな荷重に耐える、言い換えれば1人乗り専用にセッティングすれば縮めていたバネを伸ばせて大きなサスストロークを取れると言うことになります。
 
サスといえば路面からの凸凹を吸収する縮み側に目が行きがちですが、実際は伸び側の方が大事という事がだんだん分かってきました。
固く突っ張ったサスでコーナリング中にタイヤが滑ったらそのままガシャーンです。
しかし、サスが縮んでいて滑った分だけ伸びてリカバリーしてくれれば事なきを得ます。
 
ガチガチに固めたサスは、コントロールがシビアだと言うのもこういう理由なのでしょうかねえ?
 
 
と、ここまでは色々と集めた情報で長い前置きです。
 
実際に走った感想を書かなきゃね(笑)
 
 
まずは待ち合わせ場所に向かう高速道路。
以前はかなりケツ上がりでゴツゴツしてました。
フロントのプリロードも最弱まで緩めましたが、乗車姿勢がかなり楽。
以前リアを17インチに変えた感じに近いです。
お尻から伝わる路面からの凸凹もかなりソフトになりました。
言い過ぎかもしれませんが、シートの生地を柔らかいものに変更した?と思う程のレベル。
こりゃえーわ!
 
お次は街中の何でもない交差点。
実は超低速の交差点が今まで一番気を使っていたのです(;´Д`)
荷重が掛からず、今までは前後のサスが伸びきった状態ですので氷の上を走るみたいな。
特にフロントの接地感が皆無で乗ってる本人はいつ滑ってもおかしくないと感じています。
プリロードを緩めた後は、スっと曲がります(*´∀`*)
突っ張っていたサスが適度に沈んでいますのでええ感じになっているのかな?
 
この調子でワインディングへ。
倒し込み初期が別のバイクみたいに軽い!
旋回状態に入ると更に安定し、リアブレーキで内へコントロール出来ますので知らない道でも先導のmon*m*no916さんの突っ込みに不安無く追従出来ます。
ただ、アクセルパーシャルだとグイグイ曲がるのに加速に入ると膨らむ感じ。
 
苦手だったはずの下りのコーナーも気持ち良くクリアできます(*´∀`*)
平地よりも走りやすい!
 
コーナーの切り返しも以前は1つクリアしたらサスが伸び切り、また『えいやー!』と倒し込んでいたのですが、フロントが沈んだままヒラリと切り返せます。
 
良いことばかり書いてきましたが、何故か上りのコーナーが上手く走れません・・・。
原因はリアのプリロードを緩めすぎて後ろ下がりになってるのかも。
 
これから走りに行く度に1回転づつ締めて走ろうかなと思います。
 
まだ始めたばかりですが、サスセッティングは相当楽しめそうですヽ(*´∀`)ノ
乗る人に合わせたその人専用のセッティングに合わせていくわけですから。
 
最後に・・・。
『俺用に改造したバイクだ。ピーキー過ぎてお前には無理だよ』
こんなセリフを言ってみたいものです(´▽`)