ストレスがたまると、衝動買いをしたくなるわけ
あなたは、買い物が好きなほうですか? 日頃はそれほど買い物好きではなくても、ストレスが続くと、つい衝動買いしたくなる人が多いでしょう。
人は、欲求不満が高まると、別の行動で欲望を満たし、イライラや憂うつを多少なりとも解消したくなるもの。慢性的なストレスを抱えている人ほど、簡単に欲求が満たされる方法でのストレス解消にはまりやすいのです。買い物はその定番です。
思いきり買い物をしてストレスを忘れられると、「またあの快感を味わいたい」「もっといいものをゲットしたい」という気持ちが湧いてきます。しかし、買い物を続けると、必ず欲求不満も訪れます。なぜなら、欲求は増え続けるのに、「予算」には限度があるからです。
■ネットショッピングに要注意!
最近ではネットショッピングの普及により、物欲と欲求不満の加熱には際限がなくなってしまいました。
特にネットオークションでは、いいものを安く手に入れられる喜び、他人と競りをしていくスリル、時間を忘れて買い物を楽しめる快楽といった刺激が多い一方で、現実感が薄いために買い物しすぎて自責の念が生まれたり、はまりすぎて時間を浪費したり、次々に出品される商品に目移りして一日中心が乱されたりと、さまざまな弊害も生まれやすいのです。
■「買い物好き」と「買い物依存症」の違いは?
いつでも買い物のことが頭にちらつき、買い物が自分の生活の中心になって、平常心をなくすほど依存することを「買い物依存症」といいます。
買い物依存症人は、買い物という“行為”に夢中になっても、買った物には興味をなくし、「また買いすぎてしまった」と自分を責めたり罪悪感を持つことも少なくありません。
「もうやめよう」と思っても、雑誌やテレビで物欲が刺激されると、再び心がかき乱され、いてもたってもいられない気持ちになります。そして、気が付けばネットオークションの画面にかじりついたり、一日中デパートをふらついたりと、買い物の泥沼にはまってしまうのです。この状態が進むと、借金したり自己破産するまで買い物をする人もいます。
ただの「買い物好き」のレベルなら、自責の念や罪悪感でいっぱいになったり、平常心をなくすほど“はまる”ことはないでしょう。しかし、ストレス解消のつもりで始めている内にエスカレートし、気が付かないうちに依存度が高まってしまうこともあるのです。
■買い物にはまりやすい人への3つの提案
そこで、「最近はまりがちかも」と感じたら、次の3つのポイントを試してみましょう。ポイントは、買い物のことを考える時間を物理的に減らし、“物欲”とは対極の生活を試みることです。
1)物欲をそそるような情報は見ない
物欲をそそるような雑誌やテレビショッピングの閲覧は、しばらくの間控えましょう。新聞の折込チラシも開く前に捨ててしまいましょう。また、買い物には自分だけで行かず、家族や恋人など信用できる人と一緒に行くことです。
ネットショッピングにはまりやすい人は、インターネットのフィルタリングを利用するのも、有効な方法のひとつ。「フィルタリング」とは、有害なサイトや不適切な情報の閲覧を制限できるサービスのことです。
ショッピングサイトの閲覧を制限する設定にしておけば、インターネット利用中でもネットショッピングができなくなります。また、ネット利用時間を制限しておけば、際限なくネットショッピングに興じる心配もなくなります。各プロバイダでも、月額数百円程度で利用できますので、まずは1ヶ月間ほど試してみましょう。
2)自然に触れて体を動かす
“物欲”とは対極にある気分転換法としては、自然の多い場所(公園、海岸、森林など)で一日のんびり過ごしたり、運動で体を動かして汗をかいたりするのがオススメです。
自然のなかで過ごすと目の前の景色に心が和み、気持ちがリラックスできますし、運動しているときには爽快感に浸れるために、しだいに買い物への執着が薄れていきます。お弁当を持って公園や海に出かけたり、ハイキングやサイクリングなど自然の中で体を動かす喜びを実感してみましょう。
3)植物や生き物を育てる
買い物にはまる人は、「お金を出せば、何でも手に入る」という価値観から抜け出せなくなっています。
そこで、お金とは無縁の楽しみを増やすことが大事です。たとえば、“生き物”を育てる生活。花やハーブを育てたり、ベランダで野菜を育ててそれを料理に使ったりするのもいいでしょう。ペットを飼育してみてもいいでしょう。ただし、携帯電話やパソコンでバーチャルペットを飼うのは、意味がありません。生きている本物の植物や動物を育てることです。
さらに農業体験で米を育てたり、野菜を育ててみて、一日中農作業に取り組んでみるのもいいでしょう。大地や生き物と一緒になって生活することで、あれほど心を支配していた物欲が小さなものに思えてくるでしょう。
皆さんは、こんな体験談ないでしょうか? コメントで教えてください
上記に当てはまる方は、このことを気をつけ日々の生活に生かしてみてください。

