音楽の夜 | 幸福論~全ての才能はオルタナティヴへ向かう~

幸福論~全ての才能はオルタナティヴへ向かう~

電車好き 本好き お酒好きな愉快な音楽家の楽しい反骨精神

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最近はなんかイライラし通しで、正直音楽なんてやりたくないくらいだった。

全く僕ときたら自分勝手の気分屋で、気が進まなけりゃ「はい」って言うだけでやらない。一応やるけどイマイチふるわない。
それが本人に言わせりゃ「仕方ない」んだから社会に申し訳ない。
直す気もあんまし無いから一層タチが悪い。

生活ももうぐちゃぐちゃで、寝たり寝なかったり食べたり食べなかったり、酒だけは毎日欠かさず飲むという自堕落な毎日。

いつも変わらず自分を貫いていて全くブレない人ってどうやってるんだろ。なんでそんな事出来るの?

んで今日はタケ君がやってるANNABELLのvo.エミさんがディナーショーをやるってんで行ってみた。別に自分を変える何かを期待して行ったわけじゃなくて、彼女の歌はパワフルで素晴らしいから聴きたくて行った。それだけ。

そしたらパワフルなんて言葉失礼だったとさえ思う色鮮やかで繊細な歌の数々に感激したよ。彼女の歌や佇まいは力強くて優しくてちょっとコワくて、でもなんか脆い感じもする。
自分には歌えない歌だなぁって思ったけど何だろうこの感じは身近にあるな。
今持ってないけど確かに身近にある。

うん、「家族」だなぁ。
そんで彼女はやっぱり「母」なんだなぁー。

そんな歌聴いてたらなんか心のささくれがスーと消えて、帰り道新しい歌が出来た。でもその歌はやめた。まだ完成しそうに無かったからね、あっためとこ。

とにかくゆっくりで良いから、自分を大切にしようと思った夜。