先月29日に、誕生日を迎えました。もーりーです。

 

バースデイ・メッセージを下さった皆様、

ありがとうございます!

 

 

 

 

僕もそろそろ本格始動して参りますよ~。

 

 

 

 

でも、その前に!!

 

 

 

 

 

 

 

『 LOST 』 ですキラキラ

 

 

 

 

先日、ツイッターの方で 『 LOSTあるある~ 』 なるものを、シリーズでつぶやき始めたのですが、

 

 

正直、世間の皆様の反応が薄すぎて

実に淋し~~~~い!!!!(ノ_-。)

 

 

やいや確かに、おっしゃりたい気持ちはわかります。

何を今更、2004年に始まって2010年にとっくに終わった昔の海外ドラマの話をしてるんだ?と。

それは確かにその通りです。

 

 

・・・でも僕は思ったのです。

 

 

 

この反応の薄さは、もしや・・・

 

 

 

 

人類史上最も面白い映像シリーズ作品!

と僕から絶賛の嵐なこのドラマを、

 

 

意外と、まだ観ていない人が多いせいなのではないか????と。

 

 

アメリカでは高視聴率を続け、エミー賞、ゴールデングローブ賞をいくつも取った作品であり、日本でもヒットした作品ではあるが、

 

意外と見逃した人も多い???

 

若い世代はもしかすると、あんまり知らなかったりする???

 

 

僕のまわりの友人たちやゴリラの中にも、観ていないっていう人結構いるんですよね...

 

 

10年以上前にスタートしたドラマですが、

今見てもこの斬新で唯一無二な作品に古臭さなんて微塵も感じません。

この移り変わりの速い時代の中で、 『 LOST 』 はまだまだ新鮮でキラキラキラキラとした存在感を放っています。

 

 

それはドラマの設定の大半が、現代文明と隔絶された島であるせい、とも言えますが。

 

 

まぁ、ドラマ中でガラケーが使われてて、少し古く感じるくらいですかね。笑

 

 

 

 

僕が、 『 LOST 』 を人類史上最も面白い映像シリーズ!と言うのには、 ちゃんとした説明できる理由があります。

僕のLOST愛を強調した大げさな表現だけで言っているつもりはないんです。

 

 

 

『 LOST 』 は、いくつかの点で稀有な存在であり、奇跡的に成立してシーズン6まで続いた作品だと思っています。

 

今後はもう二度と 『 LOST 』 の様なドラマは作られないでしょう。

 

 

 

実は以前から『 LOST 』 については、一度しかっりと語っておきたいと思っていました。

というわけで今回は、語らせてください~!笑

 

 

 

『 LOST 』 の魅力を皆様に紹介したい~!

 

 

そして今からでも是非観て欲しい!!

 

 

多くの皆様と『 LOST 』体験を共有したい~~!!!

 

 

という思いで、もーりーが 『 LOST 』 の魅力について、

 

ネタバレ無しで 喋りまくります!(^ε^)♪

 

 

 

 

~主に以下の様な方に向けて~(*^ー^)ノ

 

1. 『 LOST 』 をまだ観たことが無いという方。

 

2.  『 LOST 』 に興味さえ無かったという方。

 

3. 「 『 LOST 』 ってアドベンチャーだっけ?アクションもの???」

  と、勘違いしていらっしゃる方。

 

4. 「他にも面白いドラマいっぱいあるし~、『 LOST 』 はいいや~」

  なんて、食わず嫌いしていらっしゃる方。

 

5. 「『LOST』なら前観たけどシーズン2の途中で飽きちゃったよ~」

  という方。 

( お気持ちは分かります。シーズン2は確かに話の進みが遅くて僕もイライラしました。

しかしシーズン3でガラッと流れも構図も変わります。

本当の 『 LOST 』 は3から。未体験ゾーンの興奮はシーズン4以降です。)

 

6.「だって長いんでしょ?時間もお金もかかるし観るの面倒くさい」と思っていらっしゃる方。

(Huluで全シリーズ観れます。借りに行かなくても次々簡単に観れるので一気に観れて割安です!

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でも、この記事も全部読んで下さいね~!笑)

 

 

 

7.「 『 LOST 』 ?一度全部見たよ」という方へ。

(いいですね、また観直してみませんか?笑(。・ω・)ノ゙ 僕は4ループ目です。観る度に発見があって面白いですよ。)

 

8. そして勿論、「よくぞ書いてくれた!」という 『 LOST 』 ファンの皆様へ向けて!!!!!

 

 

 

さあ、それでは始めますよ!

 

まずは制作陣。『 LOST 』 シリーズを手がけたのは・・・

勿論沢山の制作者が関わっていらっしゃると思いますが、

一番有名なのが、制作、監督、脚本、という主要なすべてに関わった中心人物

 

J.J.エイブラムス

真っ先に名前が挙がるのはこの方です。

僕が 『 LOST 』 を観始めた10年前くらいに彼について騒ぎ出した頃は、この名前を言ってもピンと来る人は周りにいませんでしたが、現在では『 スター・ウォーズ 』新シリーズを担当して、日本でもだいぶ知名度が上がってきたかもしれませんね。

昨年末には、『スター・ウォーズ』公開イベントで出演者と共にTDLへ来園のはずが、

強風の為に急遽キャンセルになりましたけれども。

このニュース聞き覚えありました???

その監督です。

J.J.エイブラムスは 『 LOST 』 で、「これを作ったのは一体誰なんだ?!」と、一躍世界的に名を轟かせ知名度を上げました。

 

 

 

 

☆ さてここで、まだ 『 LOST 』 をご覧になっていない皆さんに、

一体どこからお話ししよう?と迷っている僕からのシンプルな質問です。(^^ゞ

 

 

 

『 LOST 』 って、どんな感じのドラマだと思っていらっしゃいますか???

 

 

 

『 ある島に、飛行機が墜落したところから始まる生存者達の物語 』という事くらいはご存知でしょうか?

 

『 LOST 』 ってどんなドラマだろう?と解説文くらい読んでみたりしたことは???

 

 

解説文などを読んでみると、恐らく

 

「なるほど~。遭難するのか。。。だからロスト(迷子)ね。」

 

「無人島の話かぁ~。有りがちだよね~。遭難して、まぁ色々あって生き抜いて、結局最後は助けが来て感動!みたいな話ね~」

 

なんて、大体そんな感じの事を想像しますよね、普通。

 

 

 

それはね、不正解!

 

 

 

いや完全に不正解とは言い切れないけれど、

でもそれでは 『 LOST 』 というドラマの実像とはかけ離れすぎています。

 

『 LOST 』 は、そんな有りがちな冒険や感動を求める陳腐なドラマではないんです。

そんな安易な思い込みで食わず嫌いして『 LOST 』を素通りしてしまっては、本当勿体無いですよ。

 

それって喩えるなら、

 

 

デパートの屋上の遊園地しか行ったことない人が、

 

「 ディズニーランド行ったことないの?!なんで???

ディズニーランドってどんな所だと思ってる??? 」

 

って聞かれて、

 

「 行かなくても、なんとなく想像はついてるよ~。

有名なぬいぐるみがいる大きめの遊園地でしょ? 」

 

とか、言ってしまっているのと同じくらい恥かしい勿体無い話です。笑

 

 

 

『 LOST 』 は、これまでの既存のドラマの範疇に収まるような作品ではありません。

一筋縄では行きません。良い意味で我々をどんどん裏切ってくれるドラマです。

 

普通の面白いドラマを、もっと面白くしたのが 『 LOST 』 なのではありません。

普通のドラマの面白さの概念とは、異質です。

それはディズニーランドの魅力が、屋上の遊園地の楽しさを、ただ広くでっかくしただけのものではないというのと同じ様な意味です。

 

 

『 LOST 』 の様に、多面的、多重構造的な面白さを追求した映像エンターテイメントは、僕の知る限り人類史上ありませんでした。

 

 

『 LOST 』 を観ずして、「この異次元の面白さ」を想像することさえ出来ないでしょう。

だって、人類がこれまで誰も観たこと無かった類いの面白さですから。

 

 

 

もしもあなたが、映画ファンなら・・・

面白い夢中になれるドラマを探しているなら・・・

今までドラマで体験したことの無い様なワクワクを体験したいのなら・・・

『 LOST 』 をお勧めします。

 

 

 

 

「今まで誰も見た事無いものを作りたい!」

という思いから発せられた J・J・エイブラムスの革新的で実験的な試みが、大きな制作費にも関わらず、決して守りに入らず最終回まで果敢に仕掛けられています。

 

 

前例の無い、結果の見えない作品には、そんな大きな制作費は出せないというのが、普通のビジネスでしょう。

でも調べてみると、シーズン1の第1話と2話だけで16億円の制作費が使われたとか。

 

 

もう映画並みです(^_^;)

 

 

スター無し、無名俳優だけでの実験的アイデアに、こんなに制作費使うなんて殆ど博打に近い。

アメリカでさえなかなか出来ないけど、日本では現状絶対出来ない。(残念ですが)

 

 

『 LOST 』 のヒット後、『 LOST 』 で使われたタッチやテイスト、革新的な手法などは、どんどん他の作品にパクられています。

 

パクる事自体は映像の世界ではよくある話で特別悪い事ではありません。

先人の良い技法、成功例をパクりまくるのが映像の世界。

『 LOST 』 自身も他の色んな作品から着想を得ていると公言されています。

 

 

でもどれだけ 『 LOST 』 の技法をパクっても、

『 LOST 』全体の存在価値そのものをパクることは、今後も多分不可能でしょうね。

これは、J.J.エイブラムス 自身にも 、今後『 LOST 』 の様な作品を作る事は不可能であろうという意味です。

 

 

 

 

その理由は・・・

 

 

 

1. 作品の持つ哲学と、それを語る為のオリジナルな手法との見事なマッチング。 

・・・主にシーズン1~3で多用されるフラッシュ・バックの斬新な使い方が秀逸。 

『 LOST 』はフラッシュバックという昔から使い古されたテクニックに新鮮な切り口を発見した。それが 『 LOST 』 のならではの独特の話法を形作る。

 

解説:フラッシュバックとは、単純に言えば、現在進行中の話の途中に過去の出来事の映像を挟む演出。よくあるベタな使われ方は、それが過去の出来事だと分かりやすい様映像の彩度を落としてモノクロに近くしたり、音声を変化させたりする。

これは演出家としては、なるべく使いたくない技法であろう。今を語りながら過去を悟らせるのが臨場感ある上手い演出。

安直な説明演出なのでフラッシュバック自体にもチープなイメージさえある。このチープさをあえて狙って使用される事はあるが。

『 LOST 』 では、このフラッシュ・バックの使われ方がそれまでの常識とは少し違う。)

 

このフラッシュバックは、シーズンを追うにつれフラッシュ・フォーワード、そしてフラッシュ・サイドウェイというオリジナル技法(方法論)へと進化する。

 

実はこれがこの作品を理解する鍵でもあるのだが・・・

 

これらの技法は、単に面白く語る為のテクニックとして使用されたというよりも、

『 LOST 』 という作品の哲学が必然的に生み出した技法と言える。

その相乗効果は絶大であった。

 

『 LOST 』 と言えば、フラッシュ・バック、フラッシュ・フォーワード、フラッシュ・サイドウェイ。

この技法無しに 『 LOST 』 という作品は成立しない。

この様に作品の哲学と手法が同等の意義を示し魅力となる作品は、映画作品の中にさえ少ない。

 

 

 

2. 確実な演技力 + キャラの立つ人間的魅力とルックス、

且つ無名に近い俳優陣を一遍にこれだけの人数、バランス良くキャスティング出来たというのは奇跡に近い。

・・・サスペンスはイメージの付いていない無名の俳優が一番面白い。

「この役者は良い人間しかやらない」とか「この役者は一番格上だから主役。こんなところで死ぬわけがない」などの先入観なく見れる。

『 LOST 』 の様な、この先どっちの方向に話が転ぶか分からない、多面的要素を持つドラマには、無名の俳優が必須である。

しかし、無名でありながら、それぞれが全員主役をはれる程の実力と魅力を持った俳優を、これだけの人数同時にキャスティングするとなると、役者層の厚いアメリカといえども、これは奇跡的な成功と言って良いのではないでしょうか?

主要キャラクターの全員が素晴らしく魅力的です。

 

 

3. 嫌というほどに視聴者の興味を持続させることに特化した予測出来ないストーリー

・・・「この先どうなるのか?早く観たくて仕方ない!」というのが、普通の夢中になる海外ドラマ。

『 LOST 』 はそれプラス「何が起きているの?」「どうなってるの?」を知りたくて知りたくて仕方なくなるドラマである。

この違いは、「この後のなりゆきを見たい」のと「箱の中身を知りたい」の違い。

これが J ・J・エイブラムスの真骨頂!観れば観るほど、もっと観たくなる。

もうワクワクが止まりません!

 

1話分の40数分がアッと言う間に過ぎてしまいます。

「えっ!もう終わり?!?!?!」

と何度言った事か。笑

 

 

 

 

4. そして繰り返しになりますが、こんなチャレンジに大きな予算を獲得出来たという奇跡!!

・・・かなり面白いドラマでも、予算・スポンサー問題で、話の途中であろうがアッサリ打ち切りが決まってしまうのがアメリカの映像業界。

最近益々厳しくなってきているとか。  

 

これは逆に言うと、新しい事、面白い事にチャレンジしようとする作品ほど、大きな予算は組みにくくなるという事。

前例が無いものは視聴者の反応に対する信頼出来るデータが無いので、元が取れるかどうか?が予測できない。

ビジネス的な失敗の危険性が高くなるので、大きな投資をしにくくなるのである。

 

この辺はTVドラマと言っても、長年続く低予算のホームドラマなどとは大分事情が違うのである。

ホームドラマには特定のファン層もあるし、低予算で期待を裏切らない定番ものを作り続けていれば、ビジネスとしては失敗も少ないのかもしれません。

有りがちでも、受け入れられ理解しやすい脚本に人気俳優をキャスティングすれば、回収の見込みが立つので予算は集めやすい。

 

『 LOST 』 は企画段階で脚本だけ読んでも、きっと何を狙っているのか?

この独特の面白さがイマイチ伝わりずらい作品。

人気俳優を使えば収益の見込みは立つが、この作品にスター俳優を使っては面白くならない。

だからと言って低予算で制作してしまっては、このスケールの大きな話がチャチくなり作品としての失敗が見えている。大きな制作費で作らなければ『 LOST 』という作品は成立しない。

 

このジレンマを乗り越え、奇跡的に『 LOST 』は大きな予算で制作されました。

 

 

『 LOST 』 という作品が成立する難しさを少しご理解頂けたでしょうか?

よくぞこんな無茶なとんでもない話に、これだけの予算を獲得出来たものです。

 

実際、最初の2話作った後、予算使いすぎでプロデューサーが一人クビになったとか。

クビになったプロデューサーさん、ありがとう!!あなたのお陰(T^T)

 

 

この制作費問題が、今後 第2の 『 LOST 』 が作られる事は無いであろう一番大きな理由かもしれません。

 

 

 

 

 以上が 、ザッと思いついただけですが、

僕が思う『 LOST 』 が稀有な存在の証です。

 

 

 

でもこれはまぁマニアな話で

どうでもいい話ですかね?笑

 

 

 

そんな事より、

「 『 LOST 』 って何がどう面白いの???」

って話しですよね。(^~^)

 

 

 

 

はい!了解いたしました。

それでは長くなりましたので、

続きは次の記事(後半)で・・・

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僕が『 LOST 』 ロストを観る理由 ~ネタバレ無し!~ 後半