さっきテレビでブランチを観ていたら、


『Drパルナサスの鏡』 のDVDが発売されたようで、紹介されていました。






この映画、以前映画館で観た後、








僕コメントするといいながら、ずーっと放ったらかしになってしまっていました(;^_^A










この映画の「曰く付き」については、今日のブランチでも紹介されてましたし、僕が言うまでもないですね。







ご興味のある方は検索して調べてみてください。










テリー・ギリアム




僕の大好きな監督です。




この人には、これからも莫大なお金を使わせて、クダラナイ映画をいっぱい撮ってほしいです。











この人の映画は、、、







壁に描かれた落書きみたいなもんです。








よく高架下とかに、勝手にペンキ・スプレーで描かれているじゃないですか。





アレです。








「勝手にこんな訳のわかんないもん描きゃ~がって!!」









意味とか求めちゃいけないんです。










考えちゃいけないんです。








この人のは、そういう作品じゃないんです。









この人のは、ある意味本当の純粋アートです。









僕らは、ただ感じるだけ。










考えすぎたり、









意味を求めすぎたりすることは諦めて下さい。









力を抜いて観てください。













その辺、ちょっと人生に似ています。






















この人の映画は、













まるで・・・










例えば、











突然街に変なイデタチの風変わりなおじさんがやって来て、








「 おいボウズ、ちょっとこっちに来てみな。







おもしろい話を聞かせてあげようか。








ワシはな、世界中を旅しているんじゃ。











ワシの歳はいくつだと思う???









140歳じゃよ!






世界中旅して、色んな不思議なものを見てきた。







何度も死にかけてもいるんじゃ。








そんな面白い話を聞きたいかい???









なら、お前の持ってるパンを少しワシにも分けておくれ 」






と言われて、そのおじさんの嘘とも本当ともつかみどころの無い話を聴き始めてしまったようなもの。。。
















たまに、映画などの作品を観て

「この作者は何を言いたかったのか解らない!!」











という人がいますが、










その言葉、








テリー・ギリアムには言わないであげてください。












別に意味は無いんです。











言いたいこととかないんです。









伝えたいこととか、訴えたいことを作品に込めるほど、





そんな彼は高慢チキではないんです。








ただ、




「そうやったら面白いかなぁ~~と思って」




って、彼は言いそうな気がします。










でも、だからって唯のデタラメではない。








ピカソの絵だってそうでしょ!?











だから天才なんじゃないですかね。








まぁテリー・ギリアム、





鬼才とかは言われてますが、あんま天才とは言われてないかな(笑)










ところでこの映画








僕にとっては、一個だけ凄い大事な教訓がありました。








それは、












『 悪魔と取り引きすることなかれ 』










DVD借りて、お酒でも飲みながらまた観たい映画です(^ε^)







お薦め度 ☆☆☆ 星3つ