そこに、あたたかみがあるなら | モチベーターコーチ金子剛「自由なら無敵」ブログ

そこに、あたたかみがあるなら


いわれもなく身に降りかかった災厄ですら、

自分の責任として受け止めるのは潔いし、謙虚なんだろうと思う。

 

責任転嫁せず、自己責任として引き受ける、というのは

決して悪いことじゃない。

 

それは、本人の覚悟であり、気概であり、矜持だろう。

 

だけど、それを他者にも求めたとき、

その様子も印象もガラリと変わらないだろうか?

 

 

災厄に見舞われた誰かに

「あなたに原因がある!」「お前が至らないからだ!」と追及するのは

非道であり、冷酷だろう。

 

しかし、特にこの10数年、この国にはそんな風潮が蔓延している。

すでに「文化」にでも成り上がったような大きな顔をしている。

 

 

何があったところで

誰が手助けしてくれようが、

わが身に起こること、降りかかってくる火の粉もすべて

自分で引き受けるしかない。

結局は自己責任だ。

 

それでも、それは

誰かが押し付けたり、強制したり、するものじゃない。

 

まして、引き受けてくれるのを見越して

責任を負わせようだなんて、ね。

 

 

ルールやマナーも尊い。

空気を読むことも、バランスに目配りするのも良い。

 

そこに、あたたかみがあるなら。

たとえ厳しくても、やさしさがあるなら。

 

 

 

 


中傷につながる?「感染は自業自得」と思う割合、欧米に比べ日本突出
2020/5/17 08:30 (JST)
©株式会社神戸新聞社

神戸新聞NEXT
新型コロナウイルスの流行を巡り、「感染は本人のせい」と捉える傾向が、欧米に比べ日本は突出して高いことが大阪大などの調査で分かった。従来の研究でも、日本人は欧米人と比較して「不運な目に遭うのは自業自得」と考えやすいとされており、新型コロナ感染者を責めたり、謝罪を求めたりする不寛容さとの関連も考えられる。
慶応大、大阪大、広島修道大などの心理学者が3月下旬に日本、米国、英国、イタリアでウェブ調査を実施した。

(1)感染した人がいたとしたら本人のせいだと思う(2)感染する人は自業自得だと思う-という二つの質問に、まったく思わない▽あまり思わない▽どちらかといえば思わない▽どちらかといえば思う▽やや思う▽非常に思う-の選択肢を設定。各国で約400人から回答を得た。

質問(1)で、「どちらかといえば-」から「非常に-」までを含めた「思う」は米で計4.8%、英で計3.5%だったが、日本は計15.3%で本人に原因を求める傾向が強く、伊も同様だった。質問(2)では、「思う」は他国が計1~2%台だったが、日本は計11.5%と際立って高かった。

また、質問(2)に対して、米は72.5%、英は78.6%が「まったく思わない」と強く否定したが、日本では29.3%にとどまった。

職業や行動などによるリスクの程度の差こそあれ、新型コロナは誰でも感染する可能性がある。にもかかわらず、感染者への嫌がらせや差別的な言動が日本各地で起き、ネット上では激しい中傷も見受けられる。

調査メンバーの三浦麻子・大阪大教授(社会心理学)は「文化や制度の違いも含め、各国の差の要因を分析したい。ただ、一部の人の極端な意見が行動を伴うことで、実際以上に目立っている可能性も考慮すべき」としている。

(竹内 章)

https://this.kiji.is/634538079775753313

 

 

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