恋のハードル 1
むかし、高校生だったときの僕も
そして
今の高校生たちも
きっと、
誰かを好きになる気持ちは
変わらない
と、思う。
僕の頃は
メールも
携帯電話もなかった。
相手に告白する
と、なったら
ラブレターを渡すか、
面と向かって告白するか、
電話で話すか、
だ。
僕は
電話で伝えるパターンが
多かったな。
でも、
携帯の無い時代だから
電話で告げるのも
そりゃあ、今に比べたら
ハードルが幾つもあった。
好きな相手の
電話番号をゲットしても
それはモチロン、「家」の電話だ。
必死の想いで電話しても、
彼女が出るとは限らない。 ってことだ。
好きだ!!って気持ちを伝える
そー考えるだけでも
心臓なんて、バクバクもんなのに
「恐いお父さんが電話を取る
かも知れない」
という危険性もあった。
親が出たら、
自己紹介をして、
「○○さん、お願いします」なんて
取り次いで貰わなきゃならない。
父親の機嫌を損ねたら
ガチャン!
と、電話を切られちゃうかも知れない。
小生意気な弟でも居たら
「お姉ちゃ~ん、○○君って人から電話ぁ。
ヒューヒュー
」
なんて展開もあったりして ・・・ 腰砕けである。
まぁ
好きな女の子が
受話器を手にしてくれるまでも
ハードルがあったのだ。
つづく