自由な在り方と「駆け込み乗車」 | モチベーターコーチ金子剛「自由なら無敵」ブログ

自由な在り方と「駆け込み乗車」


くしくも 僕は「自由が丘」という駅を乗り換え駅として利用している。



東横線という東京と横浜を結ぶ電車から、大井町線に乗り換えるのだ。

この時に、自分が乗るべき電車が既にホームにあれば、ついつい走ってしまうもの。

これは人情でもあり(?)、時間に細かい日本人的でもあり、みんなが駆け出すのに合わせた集団心理でもあるのだろう。



つ・ま・り、あまり考えもせずに走り出しているのだ。


そこに止まっている電車。

発車間近のベルの音。

駆け込む人波。


その電車を見送ったところで、遅刻する訳でもないのに、走ってしまう。

それを「変だな」と思うことも無かった。

当たり前に、そうしてた気がする。



「自由が丘」という場所で、

自由意志でなく、条件反射的に動いているわけだ。

皮肉だな。


主体は僕になく、ホームに止まってる電車やベルの音にあるのだ。



だから、それを止めた。 ・・・極力、止めている。


確かに、走る時もある。

遅刻しそうだとか、約束に間に合わないとか。

でも、その時はちゃんと「走ること」を自覚し、選び取っているのだ。



知らぬ間に自分が操作されている。 なんて気が付くと、気持ちが悪いものだ。

日常の些細なことも、ちゃんと自分で選んでる。 と、思えるのは気分が良い。


小さな「自由」ではあるが、毎日起り得る出来事だけに、「塵も積もれば山」だ。

きっと月単位、年単位でみたら大きな違いになってると思うんだがな~。