知らないことって怖いことだねぇ〜・・・アイス編〜 | Designが大好きな美容師・アート・建築・comme des galconをこよなく愛する 滋賀県 長浜市 -ISM Derecter中島 武志 のブログ

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人生のすべての時間を使っても人は
約80年
約29200日
約700.800時間
という時間しかもたされていない・・・
このあまりにも短い時間を大好きな人とモノと過ごせたらと思って人生を歩いています

インナービューティーについて調べていて

最近いろんなものの裏に書いてる表記を見る癖がついていて

ラクトアイス・・・って書いてる・・・?なんだこれ?ってなって

 

じゃぁ~~アイスクリームって何?・・・・ってとこにたどり着いて・・・

 

いろいろと調べてみたらいろいろなことがわかってきた・・・・

 

アイスクリームと思っているものは4種類に分類されるらしい

 

 

アイスクリームと言われるもの

アイスミルクというもの

ラクトアイスと言われるもの

氷菓というもの・・・

 

うぅーん・・・聞いたことないものがあるぞぉ~って感じになって・・・

調べていくと

この4種類の大きな違いはズバリ乳成分の量にあるらしい

 

「乳固形分」と「乳脂肪分」の含有量(%)に関係するということだ

 

アイスクリームという部類は・・・

商品の成分表示の種類の欄に「アイスクリーム」と表示されてて・・・

乳固形分15%以上・乳脂肪分8%以上のアイスだけが正真正銘の「アイスクリームと名のれるものです

若干カロリーは高めです

乳固形分とは、乳製品のうち水分を除いた成分のこと。乳脂肪分は乳固形分に含まれる脂肪のことで、

乳脂肪分を集めるとバターになるんです

因みにアイスクリームは乳脂肪以外の油脂は使用してはいけないことになっています。

 

「ハーゲンダッツ」「レディーボーデン」「31アイスクリーム」「MOW(バニラ味)」

「牧場しぼり(バニラ味)」「ピノ」「PARM」など濃厚なミルクの味わいが楽しめるものです

  •  

 

アイスミルクという部類は・・・

商品の成分表示の種類の欄に「アイスミルク」と表示されてて・・・

乳固形分10%以上・乳脂肪分3%以上のアイス

アイスを作るための乳成分を減らしてそのかわりに

{植物油脂}を用いることでアイスクリームの風味や食感に近づけたものなので

ある程度のミルク感はあるけどアイスクリームほどの濃厚な味わいではない

カロリーはこの中では一番低めです

「ジャイアントコーン」「雪見だいふく」「MOW(フレーバー味)」「牧場しぼり(フレーバー味)」

「モナ王(単品味)」「チョコモナカジャンボ」「ホームランバー」などが有名

 

ラクトアイスという部類は・・・

商品の成分表示の種類の欄に「ラクトアイス」と表示されてて今市場に出回ってる商品はこの部類が一番多い

乳固形分3%以上・乳脂肪分0%以上(乳脂肪分の定義は無し)のアイス

乳脂肪分の量が問われないのと乳固形分が少なくて良い分、他の材料を使ってたっぷり食べごたえを出せる特徴

そのため濃厚なミルク風味が苦手な方でも、比較的食べやすい特徴があります

ミルク感はあるけど後味がさっぱりとしている

カロリーはこの中では一番高い

カップタイプの「爽」「エッセルスーパーカップ」や、チューチュータイプの「パピコ」「クーリッシュ」

「パナップ」などが有名

 

ラクトアイスと表示されたアイスは

アイスミルクよりさらに乳製品を少なくすることで価格を抑える代わりに、

風味や食感を「植物油脂」を多く使うことで作り出されたアイスです

ラクトアイスも白く牛乳っぽい感じに作られています

その「牛乳感」を出すために使われているのが、

原料として使われる「パーム油」や「ヤシ油」から得られる

植物性油脂に含まれる「トランス脂肪酸」です

(植物油脂には悪玉コレステロールなどを増加させる原因でもあるトランス脂肪酸が含まれています)

 

トランス脂肪酸・・・心臓病や肥満の原因となる成分であるとして、アメリカでは2018年以降その

使用が禁止されています(アメリカでは使用を禁止される成分なのに、日本ではまだまだ静観している感じなんです)

簡単に言うとファーストフード店などでコーヒーを注文したとき「コーヒーフレッシュ」を貰って入れている

と思いますが、あの無料で好きなだけ?貰える「コーヒーフレッシュ」の成分は水と油と添加物だけで

乳成分はまったくといって良いほど入っていません。

ミルクの風味を作り出しているのは、トランス脂肪酸によるものなのです。

それに近いのがアイスの種類「ラクトアイス」で、乳成分の代わりに植物性油脂が使われて作られているのです

 

 

氷菓という部類は・・・

アイスコーナーの商品の中で「氷菓」と書かれているものです

氷菓は食品衛生法において、乳固形分が3.0%未満の商品のこと。

ラクトアイスからは「アイスクリーム類」という扱いになりますが、氷菓はアイスクリームには含まれ

ません。

市販品の氷菓では、「ガリガリ君」や「あずきバー」が特に有名。他にも沢山ありますが、代表的なも

のを一つあげると「アイスの実」「ICE BOX」が氷菓に該当します。    

 

ホンとに美味しいのは牧場のアイスクリーム!?

お値段が高いのがややネックになりますが、同じアイスなら食べて欲しいのは「アイスクリーム」

気になる植物性油脂や余分な添加物は殆ど含まれてませんし、お値段が高くともコクや旨みに満

足できます・・・ちなみに、アイスクリームで最も売れていると言われる「ハーゲンダッツ」の原料は牛乳ではな

く「脱脂粉乳」だそうです。

市販アイスとしては、いつ食べても「同じ味」「同じ品質」であるのが大切なので、時期によっ

て成分の濃さなどが変化しがちな生乳よりも脱脂粉乳の方が品質が安定することから、あえて採

用しているのかもしれません

 

さらにアイスミルクやラクトアイスは、アイスクリームでは使わなくても良いか、使っても少量で済む添加物も使わなくてはいけません・・・安定剤や乳化剤がその代表格です。

乳製品の乳固形分には安定剤や乳化剤としての効果もあるので、アイスクリームではそれらの添加物の使用量は少なくて良いのですが、乳固形分が少ないラクトアイスやアイスミルクでは添加物に頼らざるを得ません。

 あとは3種に共通ですが、香料や着色料などもよく使われています。

 最後に注意したいのは、異性化液糖です (これは何かというと果糖ブドウ糖液糖です)

 異性化液糖は甘味料として、ラクトアイスやアイスミルクに使われていることが多いです。

 反対にアイスクリームで使われている商品はほとんどありません。

 

まとめ

以上のことをまとめると、乳製品を使って添加物なども少量で作られるアイスクリームに対し、乳製品を減らしてその分を植物油脂や添加物で補うラクトアイスとアイスミルクということになります。

 その中でも乳成分の含有量が最も低く、異性化液糖なども多用しているラクトアイスが最も健康に良くない種類であると言えそうです。

もちろん、美容と健康のためには市販のアイス類は食べないに越したことはないのですが、どうしてもアイスが食べたいのならば、アイスクリームと表記のある商品を選ぶのが良いと思います。