藤田田高校時代(4)/父からの手紙 | 岸たけし

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■「藤田田/父からの手紙」

藤田田氏が尊敬してやまない父良輔は、

1945年(昭和20年)3月大阪空襲により、亡くなる

(兄、弟、妹も亡くなる) 

B29の爆撃が日増しに熾烈になる中、

父良輔は息子田に遺書ともとれる手紙を

「英文」で残していた。

 

■「THE WILL」

....奈良のホテルにて。

時間が少し空いたので、田に書き残しておいた方が良いと思い、

ペンを執りました。

日本は、島国で視野が狭く、それに高じて

世界と戦争するような事態に陥りました。

戦争はいずれ終わり、平和が来ると思います。

その場合、田が生きていく上で、

東大の法学部に進学して政財官界に入るか、

慶応大の経済学部に進み、

経済人になるのが良いかと思います。

日本は、学歴、学閥社会なので、

その方が生きやすいと思うからです。

仮に、私が死ぬようなことがあったら、

その時は、母・睦枝を大切にしてください」

 

■「藤田田/父の死を受け止め」

尊敬する父の死を受け、藤田氏は

「人間は生まれてくるのも裸なら、死ぬのも裸だ」

と厳粛に事実を認識。

藤田氏は、父の死により、経済的に極めて厳しい

高校生活を余儀なくされます。

つまり、藤田氏は、自分でお金を稼がねばならなくなったのです。