令和最初の落語は末広亭の定席の千秋楽になりました。最初から最後までTVカメラが入っていたけど何の取材だったのかなぁ?

昼の部

寿限無 ひしもち
牛ほめ 市弥
音楽パフォーマンス のだゆき
浮世床〜夢 三之助
愛宕の春駒 琴調
漫才 とんぼ・まさみ
二人旅 小はん
真田小僧 一之輔
ギター漫談 ぺぺ桜井
長短 扇生
紙切り 正楽
祇園祭 正朝
中入り
釜泥 わさび
奇術 美登・美智
悋気の独楽 燕路
茄子娘 正雀
太神楽 仙三郎社中
青菜 小満ん

一之輔さんの真田小僧はちょっとずつ変化をつけているのでいつ聴いても面白い。

トリの小満んさんは青菜でした。淡々とした中でもポイントは押さえていく、こちらが稽古をつけてもらっているような不思議な感覚になりました。

夜の部

道灌 与いち
豆や 花飛
俗曲 あずみ
狸の鯉 おさん
睨み合い 彦いち
漫才 ホームラン
ちはやふる 扇辰
たらちね 禽太夫
奇術 夢葉
ワライタケ? しん平
替り目 小さん
中入り
くしゃみ講釈 緑君
漫才 にゃん子・金魚
身投げや 吉窓
??? 円丈
太神楽 翁家社中
井戸の茶碗 花緑

昼の部からの居残り。千秋楽でしたが緩めの客数が平日の寄席らしい。

彦いちさんはお馴染みの睨み合い。小ネタが効いていてコンスタントに笑えますね(^_^)

しん平さんの演目が分からず(^-^;笑ったことの無い亭主にワライタケを飲ませる噺。しん平さん、デビッドリンチみたいな髪型になってたなぁ。

円丈さんは20Pのネタ帳から話す初めてのスタイル。寄席でこんな実験的なことが出来るのは円丈さんならではですね。

トリの花緑さんは井戸の茶碗でした。小さなハプニングも拾っていき爆笑に変えていく貪欲さ、無駄なエピソードは切り取っていく大胆さ、花緑さんの上手さが随所で感じることができた素晴らしい高座でした。