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今回は

『テロルの決算』

沢木耕太郎

文春文庫

社会党委員長の浅沼稲二郎と右翼少年の山口二矢。

2人の人生が交錯する瞬間までには何があったのか

-。

1960年という時代背景だけでなく、事件当事者の感情の内面や生涯まで、さらに、加害者のみならず被害者まで丁寧に描いています。

その寄り添う姿勢は、事件よりも人間そのものに深く真摯に向き合っている。これは、まぎれもなく、

傑作。

沢木さんの取材力と構成力が圧倒的。

ほかに沢木耕太郎さんのおすすめは、『天路の旅人』新潮社

『凍』新潮文庫

など、多数!

沢木さんのほかの作品は、まとめてか個別にかは決まってませんが、後日ご紹介する機会をつくりたいと思います。

ノンフィクションだけでなく、エッセイや小説もとてもおすすめなんです!

 

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