セカンドハウス-3
基礎工事が8月9日から8月23日まで行われた。
今回の建築工事では「地鎮祭」も「上棟式」も行わない。
それぞれ意味のあることなのだろうが、その必要性が
省力化に負けてしまい、簡素化を決定した。
地鎮祭
土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の神を鎮め、
土地を利用させてもらうことの許しを得る神道の祭儀である。
一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもある
従って、建築会社の営業さんに「あんたが四隅に酒をまいて手をあわせておいておくれ」とたのんだ。
上棟式
日本で建物の新築の際に行われる神道の祭祀である。
棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、建舞(たてまい)ともいう。
竣工後も建物が無事であるよう願って行われるもので、
通常、柱・棟・梁などの基本構造が完成して棟木を上げるときに行われる。
神社本庁では「諸祭式要鋼」で上棟式の基準を示している。
それによれば祭神は屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)、屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこ)、
手置帆負命(たおきほおいのみこと)、彦狭知命(ひこさしりのみこと)および当地の産土神である。
まず、他の祭祀と同様に修祓・降神・献饌・祝詞奏上が行われる。
次に、上棟式特有の儀礼として、曳綱の儀(棟木を曳き上げる)、槌打の儀(棟木を棟に打ちつける)、
散餅銭の儀(餅や銭貨を撒く)が行われる。
最後に、他の祭祀と同様に拝礼・撤饌・昇神・直会(なおらい)が行われる。
上棟式=棟上げ=餅投げ を想像し、子供のみならず好きな人は遠くでも参戦するほどだ。
しかし、餅投げ=お祝い=祝いを受ける=祝い返し とそれぞれ出費が増える故
今回は最初から省略する旨をを建築会社に申し入れていた。
「最近は省略されるところも多いですよ」との回答にホッとした次第だ。
来週末には上棟後の様子を掲載できるだろう。
お楽しみに!




