大学生になり、それは入りたてで、まだ右も左も
キョロキョロしているくらいの時
五月病もこないほどに皆の心が踊っているような
そんな卯月の季節
梅雨のおとずれはまだ早く
僕に恋がおとずれた
そう、僕は恋に落ちた
大学の敷居へ踏み出すその一歩
私はひどく緊張した
人付き合いが苦手な私
けっして他人と触れあうのが嫌いなのではないが
少し暗くみられるらしく
友達は多いほうではなかった
でも大学で私は変わりたい
うん、変わろうと頑張る
そう思い踏み出した一歩
その先に彼はいた
新入生に向けてのガイダンスが終わり、教室をでてエントランスへ向かうと、そこにはサークルの勧誘であろう人達が様々な格好や看板をもって集まっていた。
姉から話は聞いていたが
百聞は一見にしかず
とはまさにこのことか。
想像を越える熱気である。
さらにはエントランスの先にある校舎間の外の道までこの熱気は続いているようである。
ここから見るだけでこれだけのサークルがあるのだから、優柔不断な僕などは迷ったままこの流れから取り残されそうだと思った。
姉の忠告によると、サークルには入れ!とりあえずやめるやつもいるだろうから、入ってから決めるのが吉。タダ飲みタダ食いしとけ、それが1年生のありかただ、だそうだ。いやしかし1人でここからどれかに踏み出すのはだいぶ勇気が必要だな。しかもよく考えるとさっきからこの波の中を歩いていて、しっかり勧誘されてるところがない僕はすでに脱落者なのだろうか……それだけは避けたい。
ここはとりあえず高校まで続けた野球関連のサークルでも探して声をかけるしか……
そう思っていたところに横からやや強めのタックルをかまされた。
「おっと、ごめんよ!っていうか新入生、ですか?」
横を見ると【ドスコイサークル】というどでかい看板があり、その前にどでかい人達が立っていた。その方達がふざけてドスコイドスコイどつきあってるので、その反動でこの人はとばされたのであろう。しかし、この人はみるからに大学生といった軽さでありいい感じの人だ。できるならこういう人と友達になりたいものだ。
「はい、新入生です。全然大丈夫ですよ。あなたこそ大丈夫ですか?」
「おれは全然大丈夫。ってか新入生か、よかったー!おれも新入生なんだ。先輩とかだったらどうしようかと思ったよ。えっと、ぶつかったのも何かの縁てことで、よかったら友達になってくれないっすか?」
「あっ、はー。」
いきなりの問いかけに驚き、あまりにもまぬけな返事をしてしまった。あいては少々首をかしげながら
「えっとyesってことでいんだよね?おれは片桐准。よろしく!」
「変な返事してごめん。僕は成田義秋。こちらこそよろしく。」
こうして僕に、大学生になって1人目の友達ができた。
キョロキョロしているくらいの時
五月病もこないほどに皆の心が踊っているような
そんな卯月の季節
梅雨のおとずれはまだ早く
僕に恋がおとずれた
そう、僕は恋に落ちた
大学の敷居へ踏み出すその一歩
私はひどく緊張した
人付き合いが苦手な私
けっして他人と触れあうのが嫌いなのではないが
少し暗くみられるらしく
友達は多いほうではなかった
でも大学で私は変わりたい
うん、変わろうと頑張る
そう思い踏み出した一歩
その先に彼はいた
新入生に向けてのガイダンスが終わり、教室をでてエントランスへ向かうと、そこにはサークルの勧誘であろう人達が様々な格好や看板をもって集まっていた。
姉から話は聞いていたが
百聞は一見にしかず
とはまさにこのことか。
想像を越える熱気である。
さらにはエントランスの先にある校舎間の外の道までこの熱気は続いているようである。
ここから見るだけでこれだけのサークルがあるのだから、優柔不断な僕などは迷ったままこの流れから取り残されそうだと思った。
姉の忠告によると、サークルには入れ!とりあえずやめるやつもいるだろうから、入ってから決めるのが吉。タダ飲みタダ食いしとけ、それが1年生のありかただ、だそうだ。いやしかし1人でここからどれかに踏み出すのはだいぶ勇気が必要だな。しかもよく考えるとさっきからこの波の中を歩いていて、しっかり勧誘されてるところがない僕はすでに脱落者なのだろうか……それだけは避けたい。
ここはとりあえず高校まで続けた野球関連のサークルでも探して声をかけるしか……
そう思っていたところに横からやや強めのタックルをかまされた。
「おっと、ごめんよ!っていうか新入生、ですか?」
横を見ると【ドスコイサークル】というどでかい看板があり、その前にどでかい人達が立っていた。その方達がふざけてドスコイドスコイどつきあってるので、その反動でこの人はとばされたのであろう。しかし、この人はみるからに大学生といった軽さでありいい感じの人だ。できるならこういう人と友達になりたいものだ。
「はい、新入生です。全然大丈夫ですよ。あなたこそ大丈夫ですか?」
「おれは全然大丈夫。ってか新入生か、よかったー!おれも新入生なんだ。先輩とかだったらどうしようかと思ったよ。えっと、ぶつかったのも何かの縁てことで、よかったら友達になってくれないっすか?」
「あっ、はー。」
いきなりの問いかけに驚き、あまりにもまぬけな返事をしてしまった。あいては少々首をかしげながら
「えっとyesってことでいんだよね?おれは片桐准。よろしく!」
「変な返事してごめん。僕は成田義秋。こちらこそよろしく。」
こうして僕に、大学生になって1人目の友達ができた。
