NZJKがJPJKに教えてくれたこと。 | みそのブログ

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萌えどころを共有するブログ。諸事情により8割方痛いブログとなっていますが後進のために残してます。限定取扱注意でお願いします。たまに突然創作。植物昆虫の生き様を愛してます。トプ画はSOURIのお隣にある、みそはっぴぃの奇跡の一枚。



(Cr.eedzler IG)


なんか凄いラブラブ🥰で幸せいっぱいだった様ですね〜💕



 

 

とりあえずこの、スーパー可ん愛いBWの「Brightさん」と「はい」「はい」は永久保存版ですね!(大声)

 

 

🎤現地に行かれた方の萌萌エピソード、コメント欄にて募集中でーす‼️


BW SBSについてまとめは次記事にて。






さて。

今日、無事日本滞在を終えて帰国の途についた我が家のSammyちゃんについて、ちょっと語りたい。

NZJKが、JPJKに教えてくれた事


⚠️別に美談でもないので、期待半分でお読みください⚠️




私が、留学生を受け入れる事にしたのに深い理由はないが、明確な理由がある。

自分が大学生の時。長期休みには決まって様々な国に短期留学に行っていた。アルバイトはそのためにしていた。ホストファミリーにお世話になったのは4回。カナダのバンクーバーと、トロントと、オーストラリアのワガワガ(シドニーから1時間ほど)、そしてアイルランドのダブリン。

どの国のホストファミリーも、とても暖かな家庭だった。トロントではシングルマザーで何人もの留学生の面倒をみていた。アイルランドでは、おばあさん一人暮らしのホストマザーだった。
家庭環境は色々ではあったが、よく笑い喋りかけてくれ、常に清潔で安全な環境を整え、私が心地よく過ごせるように、万歳のもてなしをしてくれた。

会った瞬間から、私は大切に愛されている、と感じられるほどに。

だから私は漠然と、ホストファミリーに憧れがあった。そして「いつかお返しがしたい」と考えていた。

Sammyちゃんに最初にプレゼントしたもの。それはお弁当箱。朝は大体6時に起きて簡単に身支度したあと、冷蔵庫の中身を適当に使って、お弁当を作った。日本の普通の高校生のお弁当をふたつ、毎日作った。

例えば、焼き鮭、豚肉の生姜焼き、ほうれん草のお浸し、煮卵、プチトマトに冷凍枝豆。


前の夜にタイマーをかけて炊き立てご飯をつくる、肉は下味をしっかり。気をつけたのはそれくらい。


すぐにはなちゃんとSammyちゃんは、朝ごはんはあまり食べないとわかった。娘は元々食べない派(せいぜいシリアル)だが、もしかしてSammyちゃんはガッツリ派かな?と初日は様子見で、食べれなくても気にならないように選べるタイプのもの(例えばパン、果物、シリアル、ゆで卵やヨーグルトなど)たくさん出してみたが、あまり食べなかった。

なるほど。脳内でメモ📝をとる。

ホストファミリーになると「彼女は何を、どれくらい食べるのか」がとても気になった。舌に合わないものを、毎日出されては辛いだろう。I'm not that pickyと言いつつ、次第に苦手なものがわかってくる。苦手なのは白米に出汁の味、煮た野菜全般....好きなものは肉、サーモン、エビ、サラダ、果物。

そしてはなちゃんの任務は重大だ。

授業以外の時間は、Sammyちゃんと過ごす。ずっと。学校以外の場所では一人にしない事。これが交換留学生を受け入れる条件だからだ。

「今日は原宿でフクロウカフェに行く」「今日は浅草の雷門」「今日は◯◯に連れて行く」...



私以上によく考えて、他の留学生もまとめて引き連れて毎日ツアコン状態である。

「だってたった1週間しかないんだもん!色々見せてあげたいじゃん。日本良かったぁって、思って欲しいし

特に話した訳ではないが、はなちゃんも気になって仕方ないのが「Sammyちゃんは一体何が好きなのか」。日本は世界一と言ってもいいグルメ大国だと思うがいかんせん、JKの好みは細かい。世界共通で細かい。

はなちゃん自身、かなり偏食なところがありこれは嫌だと思うと絶対食べなかったりする。アスパラとか、海苔とか。

私はある程度バランスが取れていれば、出来るだけ意思を尊重している。賛否両論あると思うが、私は"無理強いしないタイプ"の母親だった。

そんなある日。

Sammyちゃんに、うちの学食を食べて欲しいから、明日はお弁当いらない」と言われた。しかし私はすっかりいつものルーティンでお弁当をふたつ作ってしまった。

朝、机の上にあるお弁当をみて「今日はいらないって言ったじゃん」とはなちゃん。

私はああー、寝ぼけてやっちまったなーと思い、笑いながら「ママ間違えちゃった。今日ママが食べるからそのまま置いといて。Sammyちゃんと学食食べなぁ。日本の学食も味わって欲しいよね!」と言った。

するとしばらく考えてはなちゃんは言った。

「持っていく。私はお弁当食べるから。あともう一つも冷蔵庫に入れておいて。夜食べる」

私はびっくりした。

本当にびっくりした。

朝間違えて作ってしまったお弁当。彼女はちゃんと前日に「お弁当はいらない」と言っていた。そして私は別に捨てるつもりはないし、怒ってもいない。

今までのはなちゃんなら、普通に置いて行っていただろう。

その言葉通り、はなちゃんは空っぽのお弁当箱をもって帰ってきた。夕飯の後には、もうひとつのお弁当を温めて食べた。

「ママ、今日Sammyちゃんは、学食でうどん食べてたよ。麺類が好きみたい」






明日のお弁当は、何を作ろう。






明日は異国からのお客様を、どこに連れていこう。






私たちは、同じ食卓の上で、きっとこんな事を考えてる。