忘備録として。
2時間コースの指導。
医療用の薬って、医師の処方せんで
院内処方なら、病院内の調剤所で。
院外処方なら、調剤薬局で。
それぞれでお薬が投薬されます。
(薬を投げるんですよ
)
処方せんって、薬の名称だけではなく
(商品名もしくは一般名)
用法、用量が記載されています。
これは薬の添付文書で全て決められています。
昔は、薬の箱に添付文書が同封されていましたが
今は電子化で自分でサイトで見ろよって変わりました。
世の中では、医薬品の添付文書は医師、薬剤師が
読むもので、患者が読んではいけないなんて
思っている人もいますが。
公にされているので誰でも閲覧できます。
がんなどの告知がまだ一般的じゃなかった頃の
名残なんですかね?
自分は何の薬を飲まされているのか知らされない
とかあったんでしょうね。
(今はそういう時代じゃありませんから)
添付文書は、その薬の組成成分、効能効果、
用法用量、重要な基本的注意、併用禁忌、
併用注意、副作用、等々が記載されてます。
もちろん日本語なので読めると思います。
ここで重要なのは、
添付文書と違う使い方は、保険医療では
保険給付の対象にならないって事です。
つまり患者負担分以外の保険給付が
支払機構から医療施設にお金が入らない事
になります。
最近は容赦無いので、査定で減額されます。
ほとんど病院側ですけどね。
でも細かく言えば、薬局薬剤師が疑義照会して
査定を回避出来る場合もあります。
ですから、添付文書が薬の使い方の全て
になるのです。
1日3回に分けて服用。と記載されていれば
1日2回とか1回では、ダメなんです。
病院薬剤師をやってた時は
医師のさじ加減だろ、的に思っていたのですが
"保険調剤"ではアウトです。
用量は、適宜増減が付いていればいいのですが
用法は、ダメなんです。
添付文書は、製薬メーカーが医薬品の承認を
得る時の臨床データで決定するので
1日3回でしかデータをとってないものを
1日1回や2回で薬の効果を得られるかなんて
わからんのです。
血中濃度データでわかりますが
1回や2回の服用では、24時間の血中濃度が
保たれないのであれば、薬の効果が期待できない
使い方をしていると判断されるのです。
(効果が血中濃度と相関しないものもありますが)
まぁ一般論は当然"保険薬剤師"なんだから
わかってますが。
病気の領域で、そうも言えない事情があります。
肝臓の領域や腎臓の領域がそうなります。
薬の多くは、血中に入り、代謝を経て体外に
出ます。その代謝が肝臓や腎臓で行われるの
ですが、肝臓の悪い人、腎臓の悪い人が
いれば、薬の代謝が遅延します。それだけ
薬の効果が持続するとか、反復服用で重積して
血中濃度が高くなってしまいます。
つまり期待する薬の効果が強く出てしまう。
(血圧が下がりすぎるとか)
腎クリアランス、肝クリアランスの話に
なるのですが難しくなるので止めます。
自分は腎領域にいるので、
用法通りでない事がしばしばあるんです。
もう無限指摘状態。。。![]()
ボッコボコに叩かれて、サウンドバック状態。
こんな事、毎回毎回医師に疑義照会してたら
怒鳴られるわ
(怒鳴られようが、これが仕事ですけどね)
製薬企業にもいたから、薬の条件設定(添付文書)の
意味合いもわかりますし、
病院にもいたから医師の思考は大体理解できる。
そんな中間管理職的な調剤薬局。
つまんねーやつだなぁ。。
つくづく、そう思います。
今回は、どんな結果が来ることやら。
感触的には、『再指導』もあるか?・・・![]()
返還も莫大になりそーだ。。
もうこんなのやってられない🙅♂️
そろそろ退場の時期かもしれん。
もちろん『保険薬剤師』なので理解はしています!
(これが病院薬剤師との違いです)
薬の提供は、すべて公的な定めで、
薬価・基本料・技術料・加算が決められており、
それを算定するにあたって、要件も決まっています。
それを行うための『届出』も必要になります。
ちゃんとその薬局に、薬剤師登録してないと
その薬剤師は、調剤業務が出来ません。
加えて、管理薬剤師は他の薬局で調剤業務は出来ません。
(例外事項はある)
見かけたら、タレコミ情報で流してやって下さい!(毒
もう法律ガチガチの仕事場なんですよ。実際。
製薬企業もそうでしたけれどね。
(そう思ってない奴はロクな仕事をしていないです)
だから、”国民の健康な生活を確保する”の
薬剤師法の原点に戻れるわけです。
コンビニ並みの小売業って”悪口”叩いてますが
実際には、法律がんじがらめの仕事です。
薬の期限が近くても、安売りできませんしね(笑
だからこんな指導に呼ばれるのです。
古いですが、こんな記事が載ってました。
とうとう来たか、って??
ウチはいつも通りに来たわ![]()
もう4回目だわよ(怒
それも大病院の前じゃないしね。
いっそ、経験を活かして
コンサルタントに転職するかな(笑
まぁ、全部の薬局が受けるべきです。
平等に。つくずく思います。
あとは、結果後の返還作業が大変なんです。。。
オレ様に出来るかなぁ。。
保険で、返還場所がそれぞれ違うんですよ。
特に今回対象の方々はほとんど公費番号を
持っているので。
(健康保険って、ホント難しいです・・・)
ま、忘備録なので。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
単に、薬集めて、渡してるだけじゃないんですよ。
見えない"薬剤師像"ですけどね。
イヤイヤ、一ヶ月ホント疲れました😓