年末年始を挟んだため、なかなか実行できなかったこと

 

以前少し触れましたが、とあるご縁から桐の丸太を頂きました。

4本に玉切られた丸太は、平均直径で50㎝~60㎝、長さは1.2mという大きさ。

 

いろいろ考えましたが、「木材」として活かす いや 

新たな命を吹き込む=「生かす」ためにも加工しやすいよう、製材して頂くことにしました。

 

日曜日の朝、しかも作業前という忙しい最中にも関わらず荷台より降ろして頂いているのは

飯島町の柏屋木材さん。

 

材木を扱われるだけでなく、建築業に町の上下水道の指定工事店も。

そして昨日紹介させていただいた「理想の森プロジェクト伊那谷」の事務局もなされています。

 

このプロジェクトの定例作業が終わった日曜の午後、お疲れのところにも関わらず

製材機を稼働していただきました。

 

この製材機については、私と同い年!(昭和48年製造!!)

まだまだ働き盛り!(自分は…汗)

 

凄い あれが鋸の歯になるのか…

 

 

こちらの台車に木を乗せ、移動させる事で製材していきます。

製造されていない上に、台車が木材なのは もはや「これだけ」ではないかとのこと。

 

 

持ち込んだ4本の丸太のうち、1本を板に製材する様子を

 

離れて拝見。

 

 

 

独特な「とび」を用いて、台車に丸太を固定するために位置を調整していきます。

その手際の良さは流れるよう。

 

物凄い音かと思いきや、意外と静か。

 

 

手元で厚みを調整し

 

 

次々と板に製材して頂きました。

 

 

 

 

素人である自分からの

「速度は樹種によって違うのか」

「その感覚は手にどう伝わってくるのか」

など、訳のわからないような質問にも、作業をしつつ丁寧に答えて下さいました。

 

残る3本は時間を見つけて製材してくださるとのこと。

 

早速挽いていただいた桐の板を嬉しくなって自宅の土場へ持ち込みます。

表面に触れるとまだ「しっとり」と水気を感じました。

 

 

とりあえずしばらく乾燥させなければなりません。

ご指導に従い、簡易ですが雨を凌ぐ屋根を早々にかけたいと考えています。

それまではトラックシートで養生。

 

用途はまだ決まっていませんが、これだけ立派な木をただ燃やしてしまう もしくは処分してしまうなんて、とても考えられず。この桐の木を何らかで使う事で、「新たな命」を吹き込みたい。