週末になると「元気はつらつぅ~」の森林インストラクター

(困ったものです)

 

早起きもバリバリできる…

今朝は8時半より「薪人」の仲間と共に、飯田市座光寺の果樹園にて作業。

大切に育てられてきた桃の木を伐採させていただきました。

 

所有者の方は我々の活動の趣旨に賛同くださり、事前の準備として細い枝の部分は年末に手鋸で落としてくださっていました。

事業のために伐らなければならなくなっただけに、心情は複雑なものがあると思うのですが、今日も自らチェンソーを持って作業に加わって下さいました。

 

そのお陰で大変作業ははかどり、

 

伐採と玉切りは約45分で、積み込みを含めても

 

2時間とかかならないうちに終了。

参加した全員のトラックに薪となる丸太を積むことができました。

 

続いて

市内正永町の果樹園へ。

ここは西側に梨の果樹、東側に太陽光のソーラーパネルが並ぶ細長い場所。

 

綺麗に剪定され、管理されてきた柿を伐らせていただきました。

 

 

「セミプロのような衆」との声が出ていましたが、作業をこなし慣れた参加者らは、誰に何を指示されることなく次々と自らするべきことを淡々と。

 

自分は久々の伐採と玉切りにおっかなびっくり。

チェンソーは大変便利ですが、自身の力を過信してしまう気がしてなりません。

自然と向き合う中では、人の力を超えたものを過度に持ち込むとバランスが崩れると思っています。

 

このチェンソーもしかり。

便利ではありますが、あくまで人の作業の補助としての役割であり、基本は自分の手でできることは人力で。(だけど時間の制約や効率がどうしても入ってくる現代社会においては…難しい)

 

柿の木にはこうした黒柿の部分が。

この場所の柿にはほとんど見られませんでした。

 

運搬車の力も借りて搬出

 

時間があれば細い枝もまとめて何かで結束し、焚き付けなどに使えたらよいのですが…

 

こちらも正午にはほぼ作業終了、解散となりました。

 

 

今日頂いたもの。

白い丸太は座光寺の果樹園で支柱として用いられていた間伐材のヒノキ。

土中の部分は腐食しているものもありましたが、まだまだ十分使用できます。

これからの山作業等にて杭として再利用します。

 

積載した木々を降ろし、遅めの昼食。

 

余分な物はいらん

晴れた日は自然の中で汗を流し、こうして食事を摂る時間が欲しい。