先日訪れた上伊那郡にある森。

 

所有者は一人だがかつては多くの人が借りて管理していた。

しかしすっかり手が入らないようになった場所。

 

これから少しづつ木を伐りだし、材木として使えるものは建材として利用し建物を建てる。

 

その構想のお手伝いとして、森の中を見た。

 

枯れたアカマツが多く、植えられたヒノキもあるがそれほど良いものとはいえず。

林床は上層木が成長しているため少なく、常緑のソヨゴが「くねる」ように生えている。

 

希望はクリ(たぶんヤマグリ)やコナラ、クヌギにアベマキなど、昔ながらの広葉樹もちらほらあったこと。

 

ヒノキも全て伐ってしまうのではなく、色々な木々がある森へと導いていきたい。

だが…

 

上層木がある場所での新たな木の生長というのは難しい。

人が関与して意図する樹種を生かそうするとなおさら。

 

さらに多くの森を歩き、植生の状況を調べ ここに似た環境での木々の生長について学んで考えていかねばと思う。

 

 

この日は参加したメンバーらで伐り始め

 

専門家の意見を聞き、受け入れつつも

その人々任せにせず、自ら学んで実際に感じ取って欲しい。

 

そのお手伝いはします。