もう来年(度)は学びは増やしません!(自戒の念を込めて)

 

「明日死んでもいいように」

と想い、悔いなく色々に取り組んどりますが…

 

健康診断にて再検査項目が

それに前々から調子のよくない臓器君が最近「い・や・だ」と駄々(痛い)をこねだすもんで。

 

それでも始めた事はやりきって 逝くならあっちへ逝きたい(笑)

 

 

そんなひとつ

受講中の飯田歴史研究所にて行われている 「わが町の建築史ゼミ」。

建築にさほど興味なくとも、今年度のテーマ 身近な景観をめぐる小さな旅の「しおり」に魅かれました。

 

「多様性に富んだ地形に立地する飯田・下伊那地域の町や集落。そこに暮らす人々の歴史が形作ってきた魅力的な景観。過疎化や地域の担い手不足により、こうした豊かな景観が消えていく一方でこの景観を訪ね住み着く若者たちもいます。

“景観”は地域の歴史を物語る無言の語り部。

このわが町ゼミでは、ごく身近な生活の場にある魅力的な景観に着目し、写真や地図、作図、聞き取りから地域の景観の成り立ちを掘り起こして“景観”の過去と現在を旅する小さな旅の「しおり」を作ります。

受講者ひとりひとりが案内人となる小さな旅にでかけませんか?」

 

上手いコピーだ…

流石は樋口さん。

 

地域の里山や古道は、今や使われなくなって久しく、埋もれようとしている場所もあります。

自分はこうした埋もれた宝=資源に光を当て、少しでも日常の生活の中での存在としたい。

使われていてこそその場所の大きな資源になる。

 

そんな想いで紹介するための手法を学んでいます。

 

この日は遠く茨城県にて活躍されている加藤誠洋建築士をゲスト講師にお迎えして、旧測候所を会場に行われました。

 

加藤さんも携わられたこの冊子、大いに参考になります。

 

何より、この日話された内容がよかった!

 

覗く 描く 漁る 歩く…

などをキーワードにこれまでの自分が取り組まれてきた調査や仕事、

そして何より

「楽しんで」取り組んでおられる様子がヒシヒシと伝わってきます。

 

用意した紙ではメモスペースが足りず、過去の資料の裏にまでどんどん。

 

グイグイ惹きこまれました。

 

少しだけメモから

「…話が独り歩きしている 今の生活に合わせて情報を変えてしまう危険」

「『あれ?』と不思議に思う事について、『何故あったのか』と昔の人の知恵や工夫について調べる」

 

この方は単に建築だけではない!

地域の歴史や民俗、それを建物や景観を見る時に活かしている!!

 

そして

「数を100、200と重ねて解る事、形式が見えてくる。数をこなさなければ見えてこない」

これはまさに森の事にも繋がっている!!!

大いに参考になりました。

 

そして主催されている「まちのみかた」

面白そう~

 

この里山版 「もりのみかた」 をやりたい!

 

最後に樋口さんとの講師同士によるディスカッション。

飯田の景観をネタにしてましたが、他のまちの方から見た飯田の街の魅力に気づく。

 

いやいやいや

これはまた…

 

妄想が膨らむ。

 

 

最後に宿題

いよいよ手元にしおりの判型。

 

次回までにレイアウトを決め、発表できる段階にまでしんといかん!

 

さあ

身体よ、これは楽しいことだで 耐えて(笑)