いろいろ山積みですが、行かねば後悔!

という事で、飯田市下瀬にある上松邸に。

 

門構えが立派

そして蔵がいくつあるんな!

 

花といい、暖簾といい

 

この掲示といい

すばらし。

 

この上松さんのお宅を利用して、アーティストの皆さんが作品を展示されたり発表される

第一回 

築三百年の古民家 上松邸オープンギャラリー 2016が開催されています。

庭木の数々

 

宿泊できるよう改装された蔵

 

庭石や灯篭も歴史を感じます

 

300年の歴史を刻んだ古民家

 

中では甕恵美さんが、墨のパフォーマンスの準備中。

 

 

囲炉裏ではこの建物の所有者上松さんが、来られた人たちに話。

 

思えば2年前?3年前か?? 

飯田商工会館にて行われた、起業家セミナーにて「実家の古民家を活かしたい」とお話しされてたなぁ…こうして実際に一歩を踏み出されている。

(良く考えたらあの場には、他にも夢の実現へと一歩踏み出された方がいたなぁ… 対して自分はどうだぃ…)

 

この方もそうだ

日々頂く珈琲の素晴らしさは芸術品。

マスターでなく、アーティストである啓榕社さん。

(写真の渋い文机はここ上松邸のではなく、啓榕社さんの自前! イカス!!)

 

この日は囲炉裏の側でコーヒーを点てておられました。

新作コーヒー頂戴しました!

 

ぎち

ぎち

 

 

と鳴る廊下を行けば、これまたタマランお盆&篭(?)

絵になります。

 

 

斜面に面した庭には木々と庭石が配されています。

庭木はきちんと何があるのか調べてみたい。

 

茶室の前はまた少し趣が違う

 

しかし

 

二間も茶室があるって…

茶道は心得ておりませんが、二間続きの茶室の使い方ってどのように?

上の間とか下の間とか何か違いを出さなければならない時に用いた??

 

なおこうした各部屋には

アーティストの皆さんによる

 

作品の数々

 

これは作品ではありませんが、お札のデザインがたまらぬ。

 

 

この蔵の軒下の漆喰による曲線美。

これも作品だな。

 

そんな中で、甕恵美さんとサックス奏者である森田さんとのコラボ

多くの皆さんがかたずを飲んで 見入ってました。

 

いや~

甕さん、シャーマンのようにこの場の力を筆に乗せておられるかのよう。

 

墨の濃淡とサックスの演奏

打ち合わせ無しのガチンココラボ

素晴らしい作品でした。

 

 

しかし いいなぁ

薪を焚ける囲炉裏に

 

 

 

かまど

 

 

流し

 

流しは外から見ると

 

この窓(明り取り?)

枝は枝ぶりや樹皮からナンテンに違いない。

何故ナンテンだったのだろうか…

 

雨の日の竹細工の場所に悩む自分にとって、

この土間という空間の素晴らしさを改めて感じている

 

水道が引かれるまでは、生活用水と使われていたであろう水を祀る「水神」

 

そして雨だれの跡なのか、点々と穴が残る石。

 

こうしたモノ全てがあるだけで「芸術品」といった趣すらある古民家。

 

300年という重みは大きいが、自分の活かそうと思っている里山の可能性は負けない。