1泊2泊で滞在した中川村の「古民家 七代

 

宿泊する古民家ではない

ここにしかないモノを体験しつつ過ごせる場所。

 

 

日本と日本ならではの四季の美しさを実感できる場所でもある。

 

 

はっはは~

昨晩の夕餉が美味し過ぎて、写真撮り忘れた。

 

どれも

これも

最高でした。

 

味わいたくば、実際に来て体験してそれから。

 

 

この朝も朝食後早速体験!

女将と先生の気合入る2ショット

 

竹林へ今日使う竹を採りに行きました。

 

竹細工の先生の竹の選び方、しかと間近で観察できました!

 

担いで七代へと戻ります

 

今日は竹細工の材料となる「ヒゴ」の製作

まずどの部分をヒゴとするのか教えてもらい

 

 

 

切る際のポイントも伝授して頂きます

 

 

 

おおお 

なるほど

言われてみれば… ですが、やはり気づいていないこと

 

左が節でない部分

右が節の部分。

これだけ厚みが違います。

 

厚みが違うと…

 

その後、丁寧に洗い

 

 

はい このひと

竹を切る段階でやらかしましたね。

 

先生の言うとおり、細かな目の鋸を用いないからこんな事に。

 

 

おっ

先生もベンツマークお持ちで。

大量にヒゴを作る時には用いるそうです。

 

割り方についてもコツあり

 

 

さらにそれを薄くする「へぐ」という行為

 

これが難しい。

見るとやるとでは大違い。

先生の域に達するまでは… 想像できんが、とにかく実際にやって身体で覚えるしかない

 

更に薄くして厚みを揃える。

ノギスが出て来るとは思いもしなんだ。

 

ただ鉈を握り黙々と竹を割り、薄く「へぐ」。

この単純に見えて奥深い作業にのめり込んでいく。

時間の流れが違うように感じる。

 

自分が作りたい竹細工は長いヒゴが必要。

よってこのぐらいの長さのヒゴづくりも先生に教えてもらって体験す。

 

ああ

奥深い

そして

楽しい

 

竹を編む事すらしていないというのに

まだまだこれからというのに…

 

もっと早くこの面白さというか、没頭できるものに出会えていたら…

仕方ない。今できること 見出せる時間の中でやるしかない。

 

女将より「お昼の支度をします」

炊きあがったご飯を「半殺し」

 

切ってきた竹を輪切りにし、それを型に入れます。

五平餅づくりの大先輩、女将の母も参戦!

 

自分はゴマすりでなく

クルミをごりごり

 

七代の手作り味噌とみりんなどを加えて再び混ぜる

 

おおっ

 

女将母出づくりの漬物の数々!

全部畑で採れた野菜を漬けたもの!!

素晴らしい!!

 

 

お昼は道に面した

 

この場所で。

(先生はちゃちゃっと 手際よく五平餅用の串を竹から作られ、脂抜き)

 

 

五平餅は串に差し、信濃白炭を熾した七輪にて一度さっと焼く。

 

それから味噌を付けて

さらに焼く

 

七輪であつあつの豚汁もできました

 

 

お昼ご飯

 

これは初めてのネギ味噌だれの五平餅

ほかにもオーソドックスなクルミだれも。

 

5串をぺろり

 

 

この梨もりんごもこの場所で採れたもの

 

 

あるモノを使って暮らす

 

ここ伊那谷では

どこでも

だれしも

行っていたこと。

 

 

 

秋の彩が添えられた甘いもの

 

抹茶と共に頂きました

 

今回は竹細工の基本中の基本、ヒゴづくりを学んだだけでしたが

その奥深さを垣間見て、さらに惹かれています。

 

先生から出版された本にサインをおねだり。

いつかは「教えた甲斐がありましたね」

と言われるよう、自習を続けます。

 

11月とは思えない、暖かい日差しをずっと浴びていたい 晩秋の一日でした。