今朝はまさかの非常招集訓練に振り回された感がありましたが、
やはり災害はいつ起こるか判らないものであり、常に即応できる体制としておかねばと反省。
ともあれ、
松川町のKさん宅で行われたイベント「市場開き」には間に合った!
Kさんとは平日の職場(表現が変か)の同僚。
ですが、部門が全然違うのでなかなか接点が…。
しかし、先日彼のFBをみてビックリ!
実家は築160年!!しかもその背後には広大な屋敷林!!!
その場所にて
「長い歴史を刻んできたこの場所を、志ある仲間が集い、出会い、新たな「何か」が生まれる未来に開かれた空間にしていきます…」(FB案内より)
素晴らしい…
すっかり先を越されたよ……
心意気やよし!
応援できるのは、敷地内の林をどう活用していくかについて。
森林インストラクターの出番だぁ~。
というか、
とにかく他の人の やま に入られる機会があれば、何を差し置いても行ってしまう。
病気のようなもん(苦笑)
凄いよここ
素性のよいマダケが平らな場所に生えてる…
竹のプロフェッサーS船頭と共に、竹の可能性と伐り方について説明。
伐り出した竹は…
さらに伐られて竹の容器に。
自分は燃料となる立枯れた竹を伐り出し、枝払い。
バンブーライスの熱源となる火の番もしつつ、
Kさんが生まれた時に祖父に植えてもらったというヒノキを伐倒したものを
長く生かすために皮むき。
参加者が少しづつ持ち寄った野菜を入れた豚汁と一緒に、竹で焚きあげたご飯を
ぱくり。
豚汁といいつつ、柔らかな鹿肉が入ってた。
子どもたちは燠(おき)でバンブークーヘンづくり。
手作りスイーツを頬張り、竹の器で淹れたてコーヒーをいただく。
はぁ~
ゆったりとした時間が流れゆく。
普段「あたふた」しすぎだわ。
やまへ行った時ぐらいゆったりとした時間、こしらえんと。
最後に参加者により、この市場をどうしたらよいか、
それぞれの考えを付せんに書いて張り付けた。
自分は悩んだあげく
って
(森の事ではない…)
だってこの場所
敷地内を立派な水路、いや小川 級の流れが貫いていて、
その流れが、どうやらこの場所にあった
水車を回す原動力になっていた模様!
自分の住んでる所にも、水車は存在してた事は知っているが、「共同管理」。
まさか敷地内に水車がある家なんて!
ただ
ただ、凄い…。
可能性は無限大!!
このマダケの竹林に(他にもモウソウチクが生える場所があるとか)
ヒノキを中心とした林
ここにはどうやら広葉樹が入り込みつつあり、うまく光をコントロールすれば、針葉樹と広葉樹が混ざった多様な林にできる!!
今回はこの林の中に足を踏み入れるのは我慢。
次回、ゆっくり探索しどんな樹種がどこに生えているのか見て回ることとしました。
楽しみはとっておかんと(笑)
この場所は平坦で用水もあり、水田も畑もあり
しかも水車があった。
背後の林からは燃料や建材となる木材を得る事ができた。
生活に必要となるモノの多くを身近で賄えた、非常に恵まれた希有な場所。
可能性は無限大。
この場所を生かせば、多くの人が集い楽しみ、そして学ぶ場所となりうる。
もちろん
子どもたちにも。
使った竹の食器は
棄てず燃やさず活かさせてもらうべく、
洗って持ち帰らせてもらいました。
使い切る事で、この伐らせてもらった命を最後まで。
上手いこと言ってますが、単に伐って割る手間を省きたいだけとも。