GW初日はメーデー&いつもの竹林でした。

 

二日目のこの日は、JR飯田線に乗って南下。

最寄の時又駅からの乗車でしたが、おもわず下り線(飯田行き)のホームにぼんやり待っていると反対側のホームへ電車が…(焦)

 

最初からこのご夫婦&愛息を笑かしてしまいましたよ(笑)

つかみはOKです。

 

グリーンバード南信州にて出会ったお二人。

「天龍村は植生も多様で古道もあってイイ…」なんて話をしてたら

「一緒に来ませんか?」とのお話を頂きましたので、帰省に同行させて頂くことに。

2日間お邪魔します。

 

天龍村はお茶の産地。

同じ長野県でも最南端だけあって、雪はほとんど降らず温暖な気候。

 

よって、数多くの植物が生育しており自分の住む飯田市とはかなり様相が違うと聞いていました。森林インストラクターになってからはそんな話を聞くにつれ、一度じっくり観たいなぁと。

 

午後からの本格的な探索を前に、少し近所を散策

向かったのは天竜川。

 

自分の住む龍江も天竜川に面してはいるが、ここまでゆったりと流れてはいない。

それに堤防を越えていくため、何か危険なで近寄りがたい雰囲気があるものの、ここはなんだか違う。

 

そんな流れを眺めていると、砂の上にひらひらと舞い留まる蝶が…

水際のそんな場所に何故?

 

T君も気になる模様。

カメラを片手に背後から接近。

 

自分も横から近寄り、ズームズーム。

どうやら「クロアゲハ」で、砂の上に落ちた鳥の糞に群がっている。

え? 蝶が糞?! とも思ったが、きっと糞に含まれる成分が蝶が生きる上で必要な栄養素を含んでいるのだろう。塩分なのか何なのか… 

 

何もないようで、よく見れば生き物やその痕跡が沢山。

ここにはシカの足跡。

山側から川に向かって一直線についていました。おそらく水を求めて夜のうちに下りてきたのでしょう。

 

一見 菜の花かと思うが、何か違う

違うのは解るが何なのかは解らず。

植物図鑑を片手に歩いていましたので、鑑定を試みますが…

 

 

これもよく判らん

 

この花もさっきのも初めて見る。

よく見ていないだけで、多くの種類の植物がある事に気付く。

 

そのうち流木や

石に興味が。

砂鉄を多く含んだ砂岩が挟まった石などを拾う。

持ち帰っても置き場に困るのが明確なのについつい…。

 

 

そんな河原から戻ろうとすると、強烈なケモノ臭!

間違いない、この近くで何か死んでいる

 

少し見渡すと…

 

いた。

小動物のミイラ化した死体。

どうやら草むらにあったものが、何かに引き出された模様。

 

生き物も死ねば土中の微生物や虫達によって分解され、やがて形すら無くなり土へと還ってゆく。自然の循環の素晴らしい仕組みなのだが、土に還らぬモノをひたすら生み出す人間は…

 

山を歩くうちにこうした野性の嗅覚が高まるとともに、自然の中での人のありかたについて考える事が多くなってきている。

 

 

天龍村探訪②へ 続く