新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
わたくしごとながら昨年10月に九州は福岡に転勤したこともあり、ブログアップが滞っておりました。正月休みを利用して京都に戻って参りましたので久し振りの銭湯巡りです。
本年初めの銭湯はトロン温泉 稲荷。
稲荷というても伏見ではありません。
千本三条から三条商店街を東へ向かいます。
ク〜ッ、こりゃたまらん、ありがとさん!
さすがに正月三日、店はほとんどお休みですので人通りも疎らです。
折角ですのでお詣りさせていただきました。
859年創建…随分歴史あるお稲荷さんです。
(注)京都は稲荷神社のことをお稲荷さんと言います。
京都人はなんでもさん付けで呼びます。
境内には弁財天が宿ると云われる御神木の榎があるのですが、坂本龍馬はこの榎におりょうに宛てた伝言として龍の字を刻んだんやそうです。
また、一寸法師が暮らしていた場所としても有名です。
初詣も済ませたことですので、ぼちぼち
トロン温泉稲荷に向かいます。
そもそもトロン温泉とはなんぞや?ご興味のある方は以下のURLを開いてみて下さい。
暖簾をくぐると左右に下足箱があります。
私が入店したのは16時頃でしたが、正月2日・3日は朝8時から夕方5時までの営業らしく大勢のお客さんで賑わっています。帰省中と思われる小さなお孫さんがおばあちゃんに連れられて入ってきました。いい思い出になるでしょうね。
フロントのおばちゃんに430円渡します。
待合室には座り心地の良さそうな大きな黒いソファが置いてある。その奥にはカウンターが設えてあり生ビールも頂けます。
脱衣場は決して広くはありません。
お正月らしくお鏡さんが飾ってあります。
(注)京都は鏡餅のことを「お鏡さん」と言います。
京都人はなんでもさん付けで呼びます。
浴場は至ってシンプル。
これこそがトロン温泉なのです。
ドイツのバーデン・バーデンという天然トロン温泉は世界一の名湯といわれているそうですが、科学の英知によりそれを再現したものだそうです。
湯温はええ感じに熱いのでホッコリと温まります。なるほどこれなら湯冷めはしませんね。
痛みを和らげ、美肌効果もあるそうです。
あまりの気持ち良さにトロンとなります。
…ま、一応こんなシャレも放り込んどきます。
奥にはトロンサウナと水風呂。
カランの数は17個、お湯の出もよろしい。
無駄なくレイアウトされています。
ホント、いいお風呂屋さんですね。
私の心の榎には良の文字が刻まれました…
身も心も一寸は成長したかも知れません。
トロンは私にとって打ち出の小槌です…
華美な設備は一切ありません
トロンさえあれば充分!
そんなご主人のこだわりが
ご機嫌さんな銭湯です。
(注)京都は機嫌の良いことをご機嫌さんと言います
京都人はなんでもさん付けで呼びます。
追記
風呂上がりは三条商店街から古川町商店街に移動しビア小町でクラフトビールで仕上げ。
ク〜ッ、こりゃたまらん、ありがとさん!
(注)京都は有難うのことをありがとさんと言います
京都人はなんでもさん付けで呼びます。
【トロン温泉稲荷】
京都市中京区三条通神泉苑西入下ル今新在家町4