いつもの如くちょっと寄り道…
北区紫野に位置する大徳寺さん
臨済宗大徳寺派の大本山です。
70、80は働き盛り
90になって迎えが来たら
100まで待てと追い返せ
そうか、私などまだまだ蕾なんや!
(そういや未だに花など咲かせていない)
大仙院閑栖かんせい尾関宗園和尚の教え
~今ここで頑張らずしていつ頑張る~
まだまだ頑張らにぁいかんですね。
その裏にはもっと謙虚になれと
いう意味も含んでいるんでしょう。
朝に咲いて夕刻にはポトリと落ちる
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす…
人間やっぱり謙虚にならなければ
いけません。
…などと反省しつつ向かった銭湯は
その名も「大徳寺温泉」です
少々不安になりながら細い路地を
入って行くと…ありました!
学生マンションの一階部分です。
向かいには専用駐車場が有ります。
隣りにはお地蔵さんがある
こういうところが多いですね。
暖簾を潜るとフロント式で
前室はやや狭い目です。
寛ぎスペースとしては物足りません。
脱衣場は決して広くはありませんが
清潔感があります。
浴場に入るとすぐ右手前の浴槽には
低温半身浴と表示があります。
サイズは約130㎝角と小さめですが
低温と言う程ぬるくはないですね。
「バスフレンドレモン」とあります
から入浴剤が入ってるんでしょう。
中央にはメイン浴槽。
文章力がないので絵を載せましょう。
といっても絵が上手い訳でもない…
低温がさほどでもなかったように
メイン浴槽も少し熱めの湯…
これぞ 銭湯!っていう感じです。
右奥のサウナで更に汗を流します。
左横の水風呂にはライオンらしき
モノの口から水を吐いてます。
タイルに描かれた西洋風人魚
のイラストに心が和みます。
さらにその横には
寝風呂、ジェットバス
と続く充実ぶり。
洗い場は左側に11、右側に9つ
手前にも3つの計23もあります
ホッコリお風呂上がりは
フロントの親父さんと暫しの歓談
「ようこんな分かりにくいとこに
来はりましたなあ…」
と、お褒め?の言葉を頂戴する。
石川県のご出身かと尋ねてみると
豈図らんや福井県とのこと。
それでもやっぱり北陸三県
フロント前の掲示板には
町別グランドゴルフ
の案内と組み合わせ表が
貼ってありました。
これぞ銭湯のビジネスモデル
地域密着型の好例です。
まさに謙虚に頑張っておられます。
【大徳寺温泉】