こんにちは。
昨日の記事で、自己都合退職では失業給付金の受け取り開始日が遅くなる、ということを書きました。
でも、もっと早くに受給開始できる方法があるのです。
ハローワークの人が教えてくれました。
それは、
公的職業訓練を受けること、です。
公的職業訓練とは、就職支援を受けながら資格やスキルの取得を目指すことができる制度です。
再就職することが最終目標で、その就職のために必要なスキルを身に着けるための訓練で、
ハローワークでも募集内容が提示されています。
私も介護職を目指して訓練を受けることにしました。
(介護に関することは別の項で書きたいと思います)
募集締め切りまでにハローワークで申し込んで、試験、面接を経て訓練開始となります。
この訓練開始から給付金が受け取れる期間になります。
終了後は通常の求職活動になり、給付期間の満了まで、もしくは再就職日まで給付が受けられるということですね。
次に、保険の手続きです。
健康保険のことです。
健康保険は3つの種類があって、自営業やフリーランスが加入する「国民健康保険」、民間企業や公務員が加入する「被用者保険」、高齢者が加入する「後期高齢者医療制度」です。
会社員であると、「被用者保険」なのですが、退職すると保険証を返却することで保険診療が受けられなくなります。
全額負担の自由診療扱いになりますから、大変な出費になります。
退職してすぐ翌日から再就職先が決まっているなら、再就職先の健康保険に切り替えればいいのですが、そうでないと別の保険に加入が必要になります。
だいたいは、「任意継続」か「国民健康保険」を選択することとなります。
国民健康保険は聞いたことあるかと思いますが、
「任意継続」って何?
退職日の1日前までに2か月以上その会社の健康保険に加入していた実績があるとき、
退職後20日以内に「任意継続被保険者資格取得申出書」、長っ!
を提出すると、元の勤務先が加入する健康保険組合を退職後2年に限り継続することができる、という制度です。
保養所や各種施設も使うことができます。
国民健康保険と任意継続、保険料を比較してみてどちらにするか決めてもよいかもしれません。
国民健康保険の保険料は役場に行けば教えてくれます。
明日は皆さんの興味がある、「年金」の手続きです。
つづく。