3月末にアップして以来、
結局4月、5月と等閑のまま過ぎてしまった。
この間にあった事と言えば、
STAP細胞に関するあれやこれや。
セウォル号の沈没。
ASKAの覚醒剤使用と逮捕。
ポール・マッカートニーの来日顛末。
集団的自衛権の是非。
国立霞ヶ丘競技場の終焉。

その一つひとつに語るべき言葉は十分に持ち合わせている。
しかし、すでに時宜を逸してしまったことと、
こうした場所に細々と小文をものすことのむなしさと無力さが先立ってしまい、
つまりは厭世的な気分にながされてどうしても意欲が維持出来なかったということ、
そして物理的にはずっとコンピュータのキイボードの調子が悪かったことによる。

今もそうだが、絶えずコマンドセーブを繰り返していないと、
根を詰めて書いた物があっさりと失われてしまうのだ。

また、別に広告制作者というメディアの送り手に要る立場として、
最近のマスコミのあり方にほとほと失望しているというところはあるかもしれない。

小母方さんやASKAの事件を観ていると、
かつての豊田通商の永野会長刺殺事件、
オームの村井氏刺殺事件の嘘寒い現場を思い出すのだ。

この二人が殺されて当然の悪人だという事と、
ニュースソースとして美味しいからコトが起こるのをむしろ歓迎し、
積極的に傍観者に徹することとは別のハナシだ。
それが正義だと主張するごとく得々とそれを報道の俎上にのせる。
止めるチャンスがあったにも関わらず。
そしてしかる後に当事者に対する集団イジメを展開する。
そういう報道の現場の記者サマ達に失望しているのだ。

とまれ、そういうことも含め、また改めて書いて行こうと。
パソコンをなだめすかしながら。