さて、いよいよ初日の今日、
これから渋谷へ馳せ参じるところだが、
初日のチケットを狙ったのには一応リスクヘッジがある。

このミュージカル、内容からわかるように盛大にドラッグや麻薬や葉っぱの話が出てくる。
で、実際に前例があることなのだが、出演者、バンド、スタッフ、関係者の中で、
リアルにこれをやってしまう人があらわれる危険性がある。
当局もそういう目を光らせてもいるだろう。
もしもそんなことが出来したら公演は即座に中止となる。
そのリスクが最も低いのが初日というわけなのだ。

ともかく昨日までそういった事態にはなっていないので、
初日の幕は開く。
このあと2週間、無事に何事もなければいいとは思うが、
こればかりは何とも言えない。
千秋楽が問題なく行われるようなら、それも観たいとは思うが、まずは今日初日。
これを全うしてもらいたい。

で、今回の公演は本国で2009年にリヴァイバル公演がトニー賞を受けるほどの好評に迎えられ、
それが、念願かなって日本に持ち込まれたもの。
この2009年ヴァージョンのサントラが出ており、
それによると「Let the sunshine in」の大団円の後のカーテンコールまで収録されている。
それも2曲。
「HAIR」のリプライズと「Let the sunshine in」のリプライズである。

今回のチラシによるとこのとき、キャストが観客を舞台に上げるらしい。
ひそかにその栄誉に浴さんと狙っているのだが、さて。

いずれにしてもこの時点では全員スタンディングで大合唱、となると思うのだが、
劇場でそれは確かめたい。
レポートはこの場でまたしたいと思う。