3月頃から始めた卓上旋盤の加工
自動送りのギア比を換えて次はLOとHIのギアをワンタッチで切り替えるように加工を始めましたが、やっと目途がたってきました
ベルトを張るためのパーツも最初作った物はイマイチだったのでメインプレートの穴を埋めて、ギア側の金物も作り直し
上下と左右に凸パーツをスライドさせるようにしました
ギアを切り替えるレバーはこのようなスライド式を作ったんやけど、よく考えたらレバーがスライドするのでカバーとの間に隙間ができるんですよね
これじゃ切粉がギアの方に入ってしまうなぁ
ということで回転式に作り直し
レバーも小さく直しました
ギアのスライド部分もスプラインの方がガタも少ないしスムーズにギアが移動できていいなぁと思って再加工
したんやけど
後日届いた軸受け金物をあてがってみたら入らんしぃ
どうも勘違いしてたようでスライド用ではなく圧入用だったみたいやね
あとでネットで探してたらスライド用のスプライン軸もあったけどめちゃ高かったので今回は諦めることにします
元々はベルトでメインシャフトを回しています
メインシャフトのギアと自動送りのギアがこのように付いています
自動送りに繋がっていたギアを右にずらして新しくスペーサーを付けた大きいギアを取り付けます
この状態では自動送りのギアはまだ繋がってないけど組み換えだけで右にずらすことができます
仮に組んでみて動作確認
ベルトが当たってたメインシャフトのロックナットですが薄くなるように新たに作ったのでクリアランスもバッチリです
ノーマルのLOの最高回転が1250rpmでHIが2500rpmやけど新しい方はLOが960rpmくらいでHIが2400rpmくらいです
LOはもう少し低くてもよかったけどまぁまぁ狙い通りかな
動作確認も大丈夫だったので
パーツを黒染めしておきました
脱脂が悪いのか?物によったらムラができてますねぇ
見えないところだから錆びなけりゃいいか
それとギアが一組増えたので回転方向が逆になってしまうので、回転方向のSWの配線を入れ替えて正しい方に回るようにしておきました
自動送りのギアも組み替えてこんな感じになりました
それともう一つ課題があって
このカバーなんやけど新しく作ったギアの金物が当たってカバーが付かないのよね
これは最初から分かってたことなので金物がカバーに当たる部分をカットしてくり抜くようにしようと思ってたんやけど、金物はベルトの張り具合によって位置がずれることもあるしなぁ
じゃあ1cmほどカバーにボンデ板を溶接で継ぎ足すかとも考えたけど、溶接で焼けるから塗装もやり直さないといけなくなるなぁ
手持ちの1mmのボンデ板を確認したら材料的に足りそうなので新たにカバーを作ろうかな
ということで新たに作ることにしましたが・・・
やっぱTIGで薄物の溶接は僕的には難しい
あとで成形・パテ修正・塗装をするつもりです
今回加工したものはすべて新規で作ってるのでいつでもノーマルに戻すことができるようにしています