東野圭吾の『容疑者Xの献身』 が直木賞獲っちいましたね。
個人的には『白夜行』 の方がスケール的にも完成度的にも上だと思いますが・・。
こういうのはタイミングが大事なんでしょう。
選考委員との相性。他の候補作品との関係。
1番良い作品が受賞するとは限らない。
1番美しいサッカーをしたチームが勝つとは限らない。
ところで、東野圭吾と聞くと、学生時代の深夜アルバイトを思い出す。
東京の西の外れのベッドタウンから、品川埠頭のクロネコヤマトの倉庫まで毎晩通ってました。
週5回22:00~6:00まで。
税金引かれないから月17~18万は稼いだかな。
その行き帰りの電車の中で東野作品を相当数読みこんだ。
白夜行、幻夜、トキオ、天空の蜂、ゲームの名は誘拐・・・・。
深夜に出かけて朝方帰ってくる自分や、バイト先で目にする哀愁漂うオッサンたちが、妙に東野作品とマッチしてる気がした。
社会的地位や名声など全くないオッサンたちにも必要とされる場所があり、オッサンたちがいないとまわらない仕事というものが世の中にはたくさんあるんだなぁ。
と、週活終了直後で『仕事』というものに敏感になっていた当時の僕は妙に関心したのだった。
So What?
ただそれだけのことっす。

